H23年度 C 企業経営理論

企業経営理論 H23 第1問
ドメインの定義・再定義
ドメインは全社レベルと事業レベルに分けて考えられるが、ドメインの定義なら びに再定義に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
#経営戦略・全社戦略#競争戦略#組織構造#マーケティング戦略
企業経営理論 H23 第2問
M&Aと多角化
次のM&A に関する文章を読んで、下記の設問に答えよ。 わが国では以前は欧米に比べてM&A が盛んに取り組まれたとは言い難かった。 むしろわが国企業では、 M&A よりも内部成長方式による多角化を用いることが多 かった。 しかし、近年わが国の企業のM&A は国内のみならず海外でも活発化している。 そればかりか、それとは逆に海外企業によるわが国企業のM&A も多く見られるよ うになった。 M&A の方式は多様であり、どのようなM&A に取り組むかは、その目的や企業 の戦略によって異なってくる。また、企業の業績に貢献するM&A であるために は、 M&A に関する経営上の課題に対処することが重要である。 (設問) 文中の下線部について、多角化とM&A に関する特徴や問題点の記述とし て、最も不適切なものはどれか。
#経営戦略・全社戦略#競争戦略#技術経営・イノベーション#M&A・提携#国際経営
企業経営理論 H23 第3問
強み・弱みの分析フレームワーク
企業の強みと弱みに関する分析フレームワークについての記述として、最も不適 切なものはどれか。
#競争戦略#経営資源・RBV
企業経営理論 H23 第4問
競争環境分析
企業は環境の競争要因を分析して適切な戦略行動をとろうとする。その際の環境 分析について考慮すべき点の記述として、最も不適切なものはどれか。
#競争戦略#M&A・提携
企業経営理論 H23 第5問
競争優位の源泉
企業の競争優位の源泉に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
#競争戦略#製品・ブランド戦略
企業経営理論 H23 第6問
集中戦略
中小企業ではニッチ市場に特化したり、特定の市場セグメントに自社の事業領域 を絞り込んだりする集中戦略がとられることが多い。そのような集中戦略をとる企 業の戦略対応として、最も不適切なものはどれか。
#競争戦略#製品・ブランド戦略#価格・チャネル戦略
企業経営理論 H23 第7問
範囲の経済
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 単一の事業を営む企業が多角化によって事業構造を変革し、持続的な成長を実現 する行動は、「範囲の経済」の視点から説明できる。「範囲の経済」が存在すれば、企 業が複数の事業を展開することによって、それぞれの事業を独立に営むときより も、より経済的な事業運営が可能になる。 (設問) 文中の下線部に関する以下の文章の空欄A~Cにあてはまるものの最も適切な 組み合わせを下記の解答群から選べ。 つの製品の生産量をそれぞれx1、x2で表し、その費用関数をC(x1,x2)で 表したとき、「範囲の経済」の関係は以下のように示すことができる。 C(x1,x2) A C(x1,) B C(,x2) この関係が成立すれば「範囲の経済」が存在する。この式のC(x1,x2)がx1、x2 を同時に生産、販売するときの C であり、C(x1,)が第製品だけ を生産、販売するときの C 、C(,x2)が第製品だけを生産、販売す るときの C である。
#経営戦略・全社戦略#競争戦略
企業経営理論 H23 第8問
企業間取引の競争と協調
完成品メーカーと部品供給メーカーとの企業間の取引には、常に競争と協調の両 面が存在する。そのような企業間の取引で発生する事態についての記述として、最 も不適切なものはどれか。
企業経営理論 H23 第9問
コア技術と補完資産(ハイテク・ベンチャー)
技術開発に必要な経営資源を「技術革新において中核となる技術上のノウハウ」と その「補完資産」とに分けて考えた場合、ハイテク・ベンチャー企業に関する記述と して、最も不適切なものはどれか。
#経営資源・RBV#マーケティング戦略#プロモーション
企業経営理論 H23 第10問
産学連携とイノベーション
ベンチャー企業と大学や研究機関が連携を図り、イノベーションに取り組む動き が多く見られるようになった。そのような状況や提携に際して考慮するべき問題点 についての記述として最も適切なものはどれか。
#技術経営・イノベーション#M&A・提携#消費者行動
企業経営理論 H23 第11問
中小企業の海外進出(合弁企業)
グローバル化の進展とともに日本企業が海外に工場を開設する動きが活発化して いる。しかし、海外進出は国際化に必要な経営資源が不足する中小企業にとっては 容易ではない。そのため中小企業では商社に仲介を受けながら、現地パートナーと 合弁企業を営む例が見られる。そのような海外進出で考慮すべき点の記述として、 最も不適切なものはどれか。
#経営資源・RBV#国際経営
企業経営理論 H23 第12問
組織の階層性(分業と協業)
企業組織は、一般に分業と協業のシステムとして階層性という特徴を持ってい る。この組織編成に関する記述として最も適切なものはどれか。
#技術経営・イノベーション#組織構造
企業経営理論 H23 第13問
職務特性モデル
動機づけに関する概念モデルのつに「職務特性モデル」がある。この概念モデル についての記述として、最も不適切なものはどれか。
#モチベーション理論
企業経営理論 H23 第14問
成果主義報酬のメリット・デメリット
日本企業において人事制度の見直しが進んでいる。事業構造の再構築のなかで、 成果に応じて格差のある報酬配分を行うことのメリットとデメリットを調和させた 導入が重要になる。 これに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
#モチベーション理論#人的資源管理
企業経営理論 H23 第15問
キャリア開発プログラム
優れた人材を採用し、定着率を高め、能力を高めるには、キャリア開発プログラ ムを充実させておく必要がある。キャリア開発プログラムに関する記述として最も 適切なものはどれか。
#経営戦略・全社戦略#組織構造#人的資源管理#消費者行動
企業経営理論 H23 第16問
組織コミットメント
従業員の企業に対する帰属意識に関する概念に組織コミットメントがある。組織 コミットメントとは、一般に組織と個人の心理的距離や関係を規定する概念であ る。組織コミットメントに関する記述として最も適切なものはどれか。
#組織行動・コミットメント#消費者行動
企業経営理論 H23 第17問
リーダー・メンバー交換(LMX)理論
不確実な状況変化のなか職場で良好な人間関係を築きながら、リーダーシップを 発揮することが大きな課題となってきている。リーダー・メンバー交換(LMX)理 論に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
#リーダーシップ#組織行動・コミットメント#人的資源管理
企業経営理論 H23 第18問
コーポレートガバナンス
企業経営者が、損失を隠す粉飾決算を行い、投資を呼び込むために株価をつり上 げ、そのことが公表されて倒産するに至るという事件が起きることがある。このよ うな場合、投資家、顧客、従業員、地域社会の他、利害関係者に大きな損害を与え る可能性があるとともに、資本主義経済システムへの信頼そのものを失わせてしま う可能性がある。 有効なコーポレートガバナンスの仕組みに関する記述として最も適切なものはど れか。
#企業統治・CSR
企業経営理論 H23 第19問
資源依存モデル
企業はその生存にとって必要な資源を、外部環境を構成する他の組織に依存して いるために、そうしたステイクホルダーからのコントロールを受け入れる必要があ るという「資源依存モデル」がある。 資源依存モデルに関する以下の設問に答えよ。 (
#組織理論・コンティンジェンシー#組織行動・コミットメント
企業経営理論 H23 第20問
事業ドメインのシフトと組織への助言
次のケースを読み、あなたがA 社のコンサルタントとして診断するとすれば、 経営者への助言として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 「創業以来、個性的な開発者による小規模なプログラムの受注開発を請け負って きたA 社は、その成長とともに、次第により大きな規模の企業から複雑なプログ ラムの開発を受注するように主な事業ドメインをシフトしてきた。従業員数も急激 に増加してきたが、年ほどたつと、取引先企業のコスト削減要求が強くなり、一 方で競争も激化し、売上高の伸び率も鈍化してきた。それまで開発者同士を切磋琢 磨させるために導入していた個人へのインセンティブシステムを廃止し、従業員も 削減し始めた。またこの時期から、創業当初からいた個性的な開発者たちが次々と A 社を辞職していき、利益率も悪化し始めた。 そこでA 社は、個人へのインセンティブシステムを復活させ、従業員のモチ ベーションを高めようと組織改革に取り組んだ。しかし、取引先企業からは納期の 遅れや品質面での苦情が多数寄せられるようになり、その修復にコストがかかるよ うになり、一時的に利益率は回復したものの、その後、かえって利益率は低下して しまった。」
#経営戦略・全社戦略#人的資源管理#消費者行動
企業経営理論 H23 第21問
三六協定(時間外・休日労働)
時間外・休日労働に関する労使協定(以下「三六協定」という。)に関する記述とし て、最も不適切なものはどれか。
#労働関連法規
企業経営理論 H23 第22問
社外積立型退職金(年金)制度
社外積立型退職金(年金)制度に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
企業経営理論 H23 第23問
安全衛生管理体制
安全衛生管理体制に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
#労働関連法規
企業経営理論 H23 第24問
解雇(雇止めを含む)
解雇(雇止めを含む。)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
#労働関連法規
企業経営理論 H23 第25問
割増賃金の算定基礎賃金
割増賃金の算定基礎賃金となる手当に関する記述として、最も適切なものはどれ か。
#人的資源管理#労働関連法規
企業経営理論 H23 第26問
PSM分析(価格感度測定)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 近年、具体的な製品価格の決定に当たり、PSM(Price Sensitivity Measurement) 調査という方法が利用されるようになっている。PSM の基本的な考え方は以下の とおりである。 まず、消費者の受容価格に関する次のつの質問がなされる。 どの価格で、その製品があまりにも安いので品質に不安を感じ始めますか。 どの価格で、品質に不安はないが、安いと感じますか。 どの価格で、その品質ゆえ、買う価値があるが、高いと感じ始めますか。 どの価格で、その製品があまりにも高いので品質が良いにもかかわらず、買う 価値がないと感じますか。 下図の曲線a ~d は、このつの質問に対する回答を示しており、a とb は価格 の低い方からの、c とd は価格の高い方からの累積回答率でグラフ化されている。 ― 26― ◇M3(688―71) (
企業経営理論 H23 第27問
顧客ベースのブランド・エクイティ
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 多くの製品がコモディティ化している今日の成熟市場では、消費者にとって価値 ある ブランドを創造・提供することが重要である。顧客ベースのブランド・エクイ ティという概念によれば、ブランドの強さは消費者の A によって決まる。 A は、 B と C というつの次元から構成される。強い ブランドを構築するためには、 ブランド要素の選択、支援的マーケティング・プロ グラムの開発、二次的な連想の活用によって、深く広い B と、強く、好ま しく、ユニークな C を獲得する必要がある。 (設問) 文中の空欄A~Cにあてはまる語句の組み合わせとして最も適切なものはどれ か。 ア A:ブランド・アイデンティティ B:ブランド知識 C:ブランド・イメージ イ A:ブランド・イメージ B:ブランド知識 C:ブランド・ロイヤルティ ウ A:ブランド・ロイヤルティ B:ブランド認知 C:ブランド知識 エ A:ブランド知識 B:ブランド認知 C:ブランド・イメージ オ A:ブランド認知 B:ブランド・アイデンティティ C:ブランド・ロイヤルティ ― 28― ◇M3(688―73) (設問) 文中の下線部に関する記述として、最も不適切なものはどれか。 ア 成功している既存ブランドを利用することで、迅速かつ低コストで新製品を 導入することができる。 イ 製品ミックスの整合性が低下するほど、企業ブランドによって製品の意味を 明確化する必要がある。 ウ プライベート・ブランドは、ナショナル・ブランドと比べて、売上高に占め る販売管理費が低いため、相対的に高い粗利益率を確保できる。 エ ブランドによって、製品に対する消費者の知覚が変化することがある。 オ ブランドの最も基本的な機能は、ある企業の製品を他の企業の製品から区別 する識別機能である。 (設問) 文中の下線部に関する以下の文章の空欄A~Cにあてはまる語句の組み合わ せとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ブランドは様々な要素から構成され、それらによって消費者はブランドを知覚 する。 A は視覚と聴覚に訴求することができるとともに、言語的な意味性も 備えることができる。 B は聴覚のみへの訴求だが、言語的な意味性は高 い。 C は、視覚だけでなく触覚にも訴求できる点に特徴がある。
#マーケティング戦略#製品・ブランド戦略#消費者行動
企業経営理論 H23 第28問
一次データの収集方法
市場調査において一次データを収集するための調査方法に関する記述として、最 も不適切なものはどれか。
企業経営理論 H23 第29問
小規模菓子メーカーの製品戦略
ある地方都市の小規模菓子メーカーA 社(資本金3,000万円)は、クッキー、ビ スケットを中心に安心、安全な菓子作りに取り組んできた。低カロリーのクッキー は同社の主力商品であるが、健康志向の高まりによって大手メーカーも同様のクッ キーを製造・販売するようになっており、売上は伸び悩んでいた。また、低カロ リーのクッキーは、カロリーを抑えるために砂糖を使わず、乳脂肪分も控えている ため、従来のクッキーに比べてどうしても甘みや口当たりに劣っており、その購買 者は限られていた。 しかし最近A 社は長年の努力の結果、低カロリーながら従来のクッキーに勝る とも劣らない味を実現する新技術の開発に成功した。同社ではこの画期的な技術に よる新製品を今後の存続・成長の柱として育てるために、慎重にその市場導入の方 法を検討している。この新製品の「低カロリーでおいしい」というベネフィットは、 十分に消費者に知覚されるものであることが調査によって確認されていたので、価 格は箱380円(20枚、80グラム)と従来製品よりも150円ほど高い価格を設定 し、これを堅持したいと考えていた。 この新製品の流通経路政策として、最も不適切なものはどれか。 なお、現時点での同社の売上は割が地元スーパーチェーン、割が自社のホー ムページによるものである。
#製品・ブランド戦略#消費者行動
企業経営理論 H23 第30問
コミュニケーション戦略の新潮流
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 電通『2009年 日本の広告費』によれば、日本の2009年の総広告費は年連続で 減少し、兆9,222億円となった。特に マスコミ媒体の広告費は年連続の減少 を記録した。こうした状況のなか、企業のマーケティングにおける コミュニケー ション戦略の新たな考え方が登場してきている。 (設問) 文中の下線部に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
#マーケティング戦略#プロモーション
企業経営理論 H23 第31問
スーパーでの購買行動とインストアプロモーション
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 品揃えの中心が A であるスーパーマーケットでの購買行動の多くは B の C であるため、消費者が購買するブランドの決定にインスト
#製品・ブランド戦略#プロモーション#消費者行動
企業経営理論 H23 第32問
老舗高級旅館の事業戦略
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 ある地方の山間部の温泉地で旅館を経営しているB 社は、当該温泉地を代表す る老舗高級旅館で、高サービス・高価格を特徴としている。その主要な顧客層は比 較的裕福な中高年層であるが、景気の悪化の影響もあり、ここ数年来客数が減少し ており、客室稼働率の低下に悩まされている。このような状況への対策として、同 社は顧客満足度の向上に取り組もうとしていた。 (設問) 物財と比べたときのサービス財の一般的特徴に関する記述として、最も不適切 なものはどれか。
#技術経営・イノベーション#製品・ブランド戦略#消費者行動