企業経営理論 H23年度 第16問

第16問

従業員の企業に対する帰属意識に関する概念に組織コミットメントがある。組織 コミットメントとは、一般に組織と個人の心理的距離や関係を規定する概念であ る。組織コミットメントに関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. 規範的コミットメントとは、合理的に組織目標へ自我没入し、個人の役割状況 にかかわらず、組織へ関与することである。
  2. 功利的コミットメントとは、活動の継続・中止にかかわらず、首尾一貫する行 動のことである。
  3. 情緒的コミットメントとは、個人の信念に基づいて組織の価値や目標へ感情 的、かつ、熱狂的に支持をすることである。
  4. 態度的コミットメントとは、組織の価値や目標を進んで受け入れ、関連した役 割などに積極的に関与することである。 ― 17― ◇M3(688―62)
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正解:

解答:エ

組織コミットメント(組織と個人の心理的距離・関係)に関する出題。アレン=マイヤーの3類型(情緒的・存続的=功利的・規範的)や、態度的コミットメントの概念が論点。本問は「最も適切なもの」を選ぶ。

  • ア(×):規範的コミットメントは「組織にとどまるべきだという義務感・規範意識」に基づくもの。「合理的に組織目標へ自我没入し、役割状況にかかわらず関与する」という説明は規範的コミットメントの定義と合致しない。
  • イ(×):功利的(存続的)コミットメントは、組織を離れることのコスト(損得勘定)に基づいて組織にとどまるもの。「活動の継続・中止にかかわらず首尾一貫する行動」という説明は不正確。
  • ウ(×):情緒的コミットメントは組織への愛着・同一化に基づく感情的結びつきだが、「感情的かつ熱狂的に支持する」という表現は過度で、定義として適切とは言えない。
  • エ(○):態度的コミットメントとは、組織の価値や目標を進んで受け入れ、関連する役割に積極的に関与すること。態度的コミットメントの説明として最も適切。

よって最も適切なものは

#組織行動・コミットメント#消費者行動

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