第13問
動機づけに関する概念モデルのつに「職務特性モデル」がある。この概念モデル についての記述として、最も不適切なものはどれか。
- ア 個人の動機づけは、仕事の業績評価システム、上司や先輩を通じてのフィード バックの程度に影響される。
- イ 個人の動機づけは、仕事の出来栄えが社内の人々や顧客に、どれほどのインパ
- ウ トをもたらすかの程度に影響される。
- エ 個人の動機づけは、仕事の流れの全体像にかかわっている程度に影響される。
- オ 個人の動機づけは、仕事をうまく遂行する上で必要なスキル(技能)の多様性の 程度に影響される。
- 個人の動機づけは、担当する仕事の範囲で、自主的に工夫して仕事のやり方を 決められる程度に影響される。 ― 14― ◇M3(688―59)
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正解:ア
解答:ア
ハックマン=オルダムの「職務特性モデル」に関する出題。職務の中核5次元(技能多様性、タスク完結性、タスク重要性、自律性、フィードバック)が、内発的動機づけを規定する。本問は「最も不適切なもの」を選ぶ。
- ア(×):「上司や先輩を通じてのフィードバックの程度」「業績評価システム」とあるが、職務特性モデルにおけるフィードバックは「仕事そのものから得られる成果情報(job-based feedback)」を指す。第三者経由の評価フィードバックを動機づけ要因とする本記述は、モデルの定義からずれており最も不適切。
- イ(○):仕事の出来栄えが社内外の人々にどれほどのインパクトをもたらすか=「タスク重要性」。妥当。
- ウ(○):仕事の流れの全体像にかかわる程度=「タスク完結性」。妥当。
- エ(○):仕事遂行に必要なスキルの多様性の程度=「技能多様性」。妥当。
- オ(○):自主的に工夫して仕事のやり方を決められる程度=「自律性」。妥当。
よって最も不適切なものは ア。