第15問
優れた人材を採用し、定着率を高め、能力を高めるには、キャリア開発プログラ ムを充実させておく必要がある。キャリア開発プログラムに関する記述として最も 適切なものはどれか。
- ア ャリア開発の公平性を期すために、直属の上司による評価ではなく、人事部 のような中立的機関が客観的評価基準を用意する必要がある。
- イ ャリア開発プログラムは人事部のようなスタッフ部門ではなく、ラインの管 理者の責任において策定される必要がある。
- ウ ャリア開発は、組織階層を昇進することだけでなく、よりチャレンジングで 魅力的なプロジェクトに参加させることを通じてなされる。
- エ 経営戦略や事業計画は頻繁に変化するので、キャリア開発プログラムはそうし た計画とは独立に長期的視点から設計しなければならない。
- オ ャリア開発プログラムにおけるメンタリングでは、メンターがプライバシー に十分配慮し、自身の職務経験を基礎にした公式のアドバイスをするよう訓練さ れる必要がある。 ― 16― ◇M3(688―61)
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正解:ウ
解答:ウ
キャリア開発プログラム(CDP)に関する出題。本問は「最も適切なもの」を選ぶ。キャリア開発は昇進だけでなく多様な機会を通じて行われ、経営戦略と連動し、直属上司の関与も重要となる。
- ア(×):「直属の上司による評価ではなく、人事部のような中立機関が客観的基準を用意する必要がある」と断定するのは誤り。キャリア開発では本人をよく知る直属上司の関与も重要であり、人事部に限定すべきではない。
- イ(×):「人事部のようなスタッフ部門ではなく、ラインの管理者の責任で策定する必要がある」と一方に断定するのも誤り。CDPは人事スタッフとラインが協働して進めるもの。
- ウ(○):キャリア開発は組織階層の昇進だけでなく、よりチャレンジングで魅力的なプロジェクトへの参加を通じてもなされる。多様なキャリアパスを認める考え方として最も適切。
- エ(×):「経営戦略や事業計画は頻繁に変化するので、CDPは計画とは独立に長期的視点から設計しなければならない」とするのは誤り。CDPは経営戦略・事業計画と連動して設計されるべきもの。
- オ(×):メンタリングは非公式・個別的な支援が中心であり、「自身の職務経験を基礎にした公式のアドバイス」と限定的に述べる点が不適切。
よって最も適切なものは ウ。