飲食店のWebマーケティングのポイント

IT中小企業診断士の村上です。

飲食店のHP改善によく呼ばれます。
やはり自分のHPでお客様が呼べるとありがたいものです。
inshoku

しかし、飲食店のHP改善は難しいものです。
なぜなら・・・あの3強がいるからです。

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グルメサイト

お店を探すときに、Googleで検索するよりも、グルメサイトを活用する人は多いでしょう。
さらに、Googleで検索しても、検索上位はグルメサイトで占められています。

まだ、どの店に行くか決まっていないお客様も、行く場所は決まっていると思います。会社の近くの駅周辺で焼肉屋さんを探そう!と言った塩梅です。

「地名」+「お店の種類」の検索 でお店を探すわけです。

ここでは
「川崎」+「焼き肉」で検索してみました。

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検索結果の上位はグルメサイトで占められていますね。

もう少し小さい駅なら、検索順位でもグルメサイトを上まれる可能性はありますが、メジャーな駅付近の飲食店は、グルメサイトに勝つのは難しいでしょう。(「地名」+「お店の種類」の検索)

そのため、飲食店はグルメサイトの利用は必須でしょう。ただしいきなり有料サービスを利用するかどうかは考えものです。無料でも最低限の写真の登録は可能です。まずは各サイトにしっかり登録しておきましょう。食べログなどでお客さまが自主的に当店の情報を登録していただけるのはありがたいことですが、あまり写真が綺麗でなかったりもします。自店で用意した見た目の良い写真を最初に登録しておきましょう。

Googleの地図への登録

また、Googleの地図への掲載も重要ですね。地図で見て距離とか行きやすさでお店を選ぶこともあるからです。さらにGoogleMap(Googleマイビジネス)への登録内容の差によって、差がつきます。以下を見ると、お店の名前の他に料理の写真が写っている方が良いと思いませんか?Googleマイビジネスには必要な情報を着実に登録しておきましょう。(登録無料です)
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飲食店のWeb活用の全体像

ということで、ここまで、グルメサイトとGoogle地図について紹介しましたが、まずはこの2つを対応することが必要です。その後に、ソーシャルメディアで顧客との関係性を作ったり、自店サイトで情報発信をしていくわけです。
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その中で、NAVERまとめを含めていますが、意外とお店を探していたらNAVERまとめに行き着いたという経験はないでしょうか?
例えばこういうの↓  54万アクセスありますね(2015/7/15)
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いろんな人がいろんな情報を集めてまとめてくれる中に、自分のお店が入っている来店数の増加にもつながるのではないでしょうか?

また、飲食に絞ったソーシャルメディアRettyも勢いを増しています。友達がしょっちゅう美味しいもの食べに行っているなあとか、彼が行った店に行ってみたいなあ・・という感じで、人のつながりでお店を見つけるシーンも増えています。
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あまり自作自演がまるわかりだと、マイナスですが、NAVERまとめも、Rettyも1回位は自分のお店も登録しておいてもいいのではないでしょうか。

自店Webはやっぱり必要!

と、外部サイトが強いから自社のWebはなかなか機能しないという話をしてきましたが、かといって自店Webが不要かというと、そうは思いません。新規開店時に自店Webを作った瞬間は、あまりにも存在感が薄く、効果は出ないですが、お店の成長とともにWebも成長していきます。何年後かに、お店を探すときに「地名+お店の種類」で検索されるのではなく、お店の名前そのもので検索されるようになった時、自店Webの影響力は大きくなります。自分のお店で検索されるようになったら、グルメサイトの力を借りずとも、集客できるわけです。

つまり自店Webは自店がブランド化できるようになったら強い影響力を発揮します。逆に自店のブランド化には継続的な情報発信が必要なため、やはり自店Webが必要になるわけです。

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自分で飲食店WebをWordpressで作る

ということで、Webを作るわけですが、もちろん選択肢の一つはWeb会社に発注して作ってもらうことです。しかし、それなりのコストはかかりますし、最初は効果を享受できないので、自分で作ってしまうというのもひとつの手です。最初はプロみたいなページでなくても、情報発信を続け、人を集められそうになったら、改めてプロのWeb会社に頼んで作りなおしてもらえばいいのです。最初からお金を掛ける必要はありません。

とはいえ、あんまりしょぼいとマイナス効果を発揮してしまうかもしれません。そこでやはりワードプレスで飲食店向けのテンプレートを選択するのがいいのではないでしょうか。簡単で、コストを抑えてぼちぼちのWebを作るのにはよいかと思います。

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また、飲食店サイトはスマホの対応が必須です。パソコンでお店を探す人より、スマホでお店を探すほうが今や圧倒的に多いためです。そうすると、スマホ対応ができているデザイン(レスポンシブデザイン)対応のテンプレートを選んでおくと、スマホサイトもすぐに立ち上げることができます。

飲食店向けWordpressのテンプレート例

◯Italian Restaurant
http://italian.ketchupthemes.com/
イタリアンレストランっぽいですかね(^^;
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◯Formidable Restaurant
http://webartesanal.com/themes/formidable-restaurant/demo/
高級感がありますね。

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◯Foodeez Lite
https://wordpress.org/themes/foodeez-lite/
無料ですが、Liteじゃないほうの有料版を買ってしまったほうが良いかと思います。
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Liteの方を試しに、自分のレンタルサーバのテストサイトに入れてみました。写真を登録しただけでほとんど何も設定していませんが、ちょっといい感じに仕上がってませんか?
http://pit.bz/test04/

まとめ

やはり中期的には自分のお店のWebを充実させたいですね。でもその前に、グルメサイトやGoogleの地図など無料でも情報を載せられるところからしっかり掲載していきましょう。その後はお店の成長によって広告予算が確保できれば、グルメサイトに有料で載せたり、広告を出したりと段階的に進めていくのが良いかと思います。

そして何より、Webとかツールの活用の検討を始める前に、自分のお店に来てもらう理由が何であるか明確にしたいところです。あの逸品が食べたい!なのか、マスターと話がしたい!なのか、お店の雰囲気が好き!など色々来店理由はあるでしょう。何か一つでも惹きつける要素があると、そのポイントをWebを使ってしっかり発信していくだけです。まあ、その理由づくりが難しいのですが(^^;

そんなところで