中小企業診断士とIT活用〜IT 中小企業診断士とは

IT診断士とは?

私は中小企業診断士としての活動に重きを置いてますので、ご支援しているのは中小企業がほとんどです。ITでお金をかけずにどこまで売上アップに貢献出来るかを目指しています。(もちろん必要なときにはお金はかけるべきですが)

HPの作成支援、改善。
その前に企業のマーケティングの見直し。
ネット・ショップでの販売促進をお手伝いすることが多いです。

多くの場合は公的機関の支援制度を活用して、中小企業さんにはなるべく負担のないような支援を目指しています。あ、でも、お金の負担はなくても、考えてもらったり、文章を作ってもらったり、写真を用意してもらったりとかの作業負担はお願いしています。 そのあたりを一緒にやりながら、売上アップを実現していきます。

それが、IT診断士です。IT診断といっても診断するだけでは実行できない事業者さんも多いので、一緒に伴奏することを目指しています。一方的にこちらで構築したりしちゃうと、事業さんが自走できなくなるので、そこはバランスを取りながら対応していきます。

村上知也(むらかみともや)の自己紹介

株式会社にぎわい研究所 代表取締役

1973年生まれ、大阪大学大学院生物工学修士。2008年中小企業診断士登録。2015年法人化。
大手システムインテグレータに13年間勤務し、ITコンサルタントとして活躍してました。会社員時代は、ASP今で言うところのクラウドサービスを立ち上げたり、ERPの導入コンサルタントをやってきました。企業の業務効率化のアップの仕事を会社員時代もずっとしてきました。

独立後は、各種研修・セミナーの実施や、企業への経営支援活動を行っています。その中でも最も取り組んでいるのは、企業のIT化支援や、ホームページ、SNS活用といったWebマーケティング分野が中心です。

公的機関のIT相談窓口を担当していますが、IT相談って、普通に考えるとシステム化、IT化をどうしていくべきかという業務系の相談が多そうなイメージですが、実態は全く違います。ほとんどマーケティングIT相談です。WebやECサイトでどうやって売上につなげていくのか?ソーシャルメディアをどのようにファンづくりにつなげていくかという相談が中心です。

また、いわゆるシステム化も軽い相談がおおいですね。レジやキャッシュレス、会計などシステム化としては簡単に実現できる系の相談が多いですね。

レジの導入も色々あると思います。ただ、創業したばっかりだったり、小さな規模で商品点数も多くなければ、無料や安価なタブレットレジで対応するのが最適だったりします。むしろメカレジ(ガチャレジ)など検討したほうが高く付くケースもあります。もちろん、昔ながらのメカレジのほうが速くていいといいうケースもあるでしょう。ただ、規模も小さく、レジの渋滞もないお店なら、タブレットでクラウド型にしておいたほうが、データもネットで勝手に蓄積されるため、よいでしょう。

こういった事業者さんの状況に応じての提案を心がけています。

公的機関での仕事では窓口相談だけではなく、次のようなサービスづくりのお手伝いもすることがあります。2018年には「ここからアプリ」という中小機構さんが企画しているアプリ紹介サイトの企画に携わりました。

ここでは、事業者というより、商工会議所の経営指導員の方に向けて、どのように事業者のIT支援を行えばいいかということを、村上の経験を元にお伝えしています。

改めて、IT中小企業診断士がどのような仕事をするのか分類しながら説明していきたいと思います。

IT中小企業診断士とは?

中小企業診断士には、IT企業で仕事をされている方は多いです。私もそうでしたが、色んなシステム構築に携わっていくうちに、より経営に直結したITを提供するためには、経営をどのように考えればいいのだろうか?という思いから中小企業診断士の勉強を始めました。

特にERPなど企業の基幹システムに携わる人は「経営を勉強したいなあ」と思う方は多いのではないでしょうか。私もそうでした。情報処理の資格を取得し、高度情報処理の資格を取得し、外資系ベンダのIT資格をとったあとは、なんらか士業の資格を取りたいなと思いました。そんな中で経営を学べる資格といえば、中小企業診断士しかありません。

実はわたしは、当初は、ERPで給与系の仕事に携わっていたので、社会保険労務士の資格を取ろうと思いました。社会保険の計算とかできるようになっていたので、楽勝かと思いきや、労働法規など、私にとってはなかなか歯ごたえがあり、断念しました。その次に会計系の仕事になったので、会計士を・・・と思ったのですが、これもなかなか難しく、そんなときに出会った中小企業診断士の資格取得を目指しました。

こんな事を言ったらなんですが、中小企業診断士の資格の知識は簡単なものがおおいです。そのかわり、社労士や会計士に比べると圧倒的に知識の範囲が広い。

私個人としては、深い一分野の知識より、広く浅く経営全般を知るほうが楽しかったし、役に立ったのだと思います。経営者自身、一分野だけ詳しいだとうまくいきにくい気がします。専門分野×幅広い経営知識の掛け合わせが必要でしょう。そのため、中小企業診断士の資格は経営者になるためにも、そして経営者を支援するためにも最適な資格だったなあ、と思っています。

(中小企業診断士を目指した経緯は以下のサイトにまとめています)
中小企業ビジネス支援サイトJ-Net21 「駆け出し診断士奮闘記」
http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/funtoki_02-1.html

そんな中、IT系の中小企業診断士、すなわち、IT診断士は何の仕事をするのでしょうか。これは、お客様の状況やステージによって異なりますが、主に以下のような5つのケースにわかれます。

1.創業前後における支援~ホームページの作成の支援

創業時には、ITどころか、色んな準備に追われるため、ITを活用するところまで到達しないことが大半です。そんな中、「最低限は、ホームページをたちあげておきたいが、どうしたらいいか?」という相談をよく受けます。コストを掛けるなく、それもお手軽にできる対策を提案していきます。最近では、やはり、みんビズや、WordPressのようなクラウド型CMSを活用して支援することが多いです。

2.業務効率化につながるIT活用支援~エクセルなどのオフィスソフトの活用支援

無事に創業し、日々の業務をこなしていくようになると、今度は社内の業務フローの確立が重要になります。出たとこ勝負の業務処理より、書式を決めたり、担当者を明確にし、その上で、活用するITソフトを決定していきます。

3.売り上げ向上につながるIT活用支援~ホームページの改善や、ソーシャルメディアの活用

そして、ここが一番要望が多いところですが、売上の向上ために、どのようにWebマーケティングやプロモーションを行なっていくかを検討していきます。ホームページも改善して行かないといけませんし、何より今ならFacebookなどのソーシャルメディアの活用の戦略を考えていく必要があります。最近は、ネット・ショップの立ち上げや、売上のアップの相談も増えています。

4.システム構築支援~IT業者の選定や、パッケージ、クラウドの選定

そして、さらに規模が大きくなるについて、今までのソフトウェアでは対応できないということが出てきます。しっかりしたITベンダを選び、どういったソフトウェアパッケージやクラウドサービスを選定するか。ITの企画フェースを、一緒に実行していきます。

5.戦略的IT活用の支援

そして、最後に、戦略的IT活用の支援を挙げました。ITは当然、戦略に従って実施する内容が決まります。しかし、小規模段階から戦略についてばかり検討していると、実行面で遅れをとる可能性があります。まずは現場業務や直近の売上確保のために、戦術的にITを活用することも必要です。その上で、さらなる大きな飛躍に向けて、企業全体の戦略の検討から、ITの実現につなげていくことを一緒に実行支援していきます。

主な活動実績

実施セミナの例

Webの活用やネット・ショップの改善のセミナーを中心にやっています。主なタイトルは以下のとおりです。

創業時におけるIT活用セミナー
ネット・ショップの売上アップ
HPの活用のポイント
はじめのてWordpress構築セミナー  等

コンサルティングの例

Webの活用やネット・ショップの改善のコンサルティングを中心にやっています。飲食店やサービス業が実績としては一番多いですが、最近は意外と製造業のホームページ相談も増えています。

執筆

Webの活用や統計学、消費税、マイナンバーと時流にあった本を執筆しています。でも、本当はもっとWeb系の本書きたいんですけどね(^^;

セミナの様子

IT人材が中小企業診断士を取得することが向いてる理由

ますIT活用といっても幅は広いものです。IT業界以外の方からは、IT分野の人はみんな同じと思っていそうですが、実際は違います。

私自身は、13年間IT企業で勤務していましたが、主に担当していたのはERPなどの基幹システム系です。

しかし中小企業診断士になって、他の人から紹介される案件は、「村上くん、IT強いんだって?ホームページの相談に乗って欲しい企業があるんだけど」というものが多かったです。会社員時代にホームページを作ったことは有りませんでしたし、ホームページの集客を担当したことも有りませんでした。ですから、ITだからといって何でもできるわけでは有りません。

ただ、こういった依頼が多かったの必死に勉強して、今ではホームページやネットショップの相談を多数担当しています。

それはさておき、ERPなど基幹システムを担当したことは非常に良い経験でした。会社の業務の流れがわかりますし、それぞれの管理のポイントが分かります。お客様とヒアリングなどでお話させていただくことも多く、その部署は多岐に渡りました。

中小企業支援では専門性も求められますが、幅広く会社運営について知っていることも重要です。個人的には後者の方が重要だと思っています。 私はITは専門ではありますが、私なんかよりITに詳しい人は掃いて捨てるほどいるでしょう。しかし、中小企業診断士として幅広く会社経営について認識している人材の中ではITは詳しい方だと思います。

つまり、IT企業にお勤めの方はそれだけでIT力は高いですが、あるIT分野で誰にも負けない力持っている!と自信のある方は少ないのではないでしょうか。そんな時に、中小企業診断士を取得することはおすすめです。IT×中小企業診断士の掛け合わせで、自信のある分野を持つことができます。

IT分野の方が中小企業診断士の知識を活用することは非常に相性がいいと言えるでしょう。

そんなところで。