デジタル中小企業診断士とは

2026年9月30日

自分のデジタル化に関する経験

大学・大学院のときは生物工学科でした。といっても生体計測講座。人間に加速度計とか心拍計とかセンサーをつけまくって、Z80のミニコンピューターを使って無拘束で生体情報を計測するというものでした。IoTですね。今となってはiPhoneだけで完結してしまいそうな世界ですが。

会社に入っては、ネットワークをやって、クラウドサービス立ち上げ(当時はASPと呼んでいた)、ERPを担当していました。ERPが一番が長いですね。人事や給与、会計などの仕組みをやっていました。会社は大企業だったのでお客様も大企業ばかりでしたが、暫くの間、中小企業に出向して、小規模のパケッケージソフト導入を担当したのは良い経験になりました。

13年会社に努めた後、2010年にデジタル中小企業診断士として独立しました。独立したら、今までやってきた大企業向けの開発とかの仕事はもちろんなくなると思ってましたが、とはいえ単にコンサルタントですと言っても仕事が作れるわけではないです。特にこの業界が得意だというのもなかったので、自分のウリとしてはデジタルが得意なコンサルタントかなあ、と考えていました。

初めて公的機関から専門家派遣されたときのことを思い出します。「村上くん、IT企業出身かあ、じゃあWebサイトとか得意だよね、この企業のWeb改善に行ってきて!」と言われたことを・・・

私が得意なことは業務システムの方で、Webなんか得意じゃありません!というような事は言わず、早速Webの勉強をして、当時は足りない知識の中でWebの相談にのりました。今では相談の7割くらいはWebマーケティング関連になりました。  ↓著作です。(もう今となっては古い内容ですが)

デジタル化に関する中小企業診断士ができる仕事

デジタル化の相談はとても多いです。世の中にはデジタル・ITを提供する会社はたくさんあります。そのため、直接そういった会社に相談するほうが早いとは思います。しかし、中小企業の経営者の中にはデジタルの知見が少ないため、ITベンダを選べないや、無駄に高いIT投資をしてしまった、と言ったケースも散見されます。

そのため、中立的な立場で中小企業診断士にデジタル化の相談をしたいというケースがふえているのだと思います。

売上アップに関するデジタルのお仕事

Webサイトの改善、ネットショップの改善、SNSの投稿、動画などの相談が多いですね。

とはいっても、Webの制作をやっているわけではないので、Web自体をどうするかの前にその会社の強みを見つけることから始めます。

例えば「リフォーム業をやっているのだけど、Webサイトに人がぜんぜんこない! 『リフォーム 東京』と検索されて上位に出したい!」と相談されても、きっと無理でしょう。激戦過ぎる。小規模のリフォーム業が上位表示されることはほぼ不可能だと言えます。でもちょっと工夫したら話は変わってきます。

リフォームの中では何が得意なの?もっと地域限定で絞れたりする?などヒアリングしながら確認して、強みやそのキーワードが明確になれば、その内容に関する情報を増やします。SEOという言葉は使いたくないですが、強みやキーワードを絞って明確にすればある程度検索順位の向上は可能と言えるでしょう。

地域に絞れば「杉並 左官」で1位になりましたし、全国区でも「土蔵 修理」で3位になりました。

ECでもBtoB営業でも顧客のステップごとに対策を明確にして取り組んでいくことも大事ですね。

以下の図はECのイメージで書いていますが、新規集客が一番難しいのに、ひたすら新規集客ばかりやっていては疲弊してしまします。既存の顧客をしっかりファンになってもらうことを考えるの中小企業の営業・マーケティング対策の最重要ポイントだと考えます。

上記の図をBtoBのイメージしてみましたが、BtoBの営業でも一緒ですよね。新規飛び込み営業ばっかりやっているのが一番疲弊するので、なるべく後ろから、つまり顧客がファンになってくれる対策を充実させるところから考えたいですね。

効率化に関するデジタルのお仕事

昨今のDXブームにより、デジタル化の相談も増えてきました。ブームはいずれ終わります。デジタルの視点からDXを考えるのはかなり筋が悪い。会社の方向性、お客様にとってより価値のあがるサービス提供、そのためのビジネスモデルをどうするか、考えている中でデジタルの対応を考えるのがDXになるでしょう。

そのため、まだまだ用意が追いついていない中小企業は自社の業務や課題を見える化して、デジタルで効率化を図っていくこと着実にやっていくのもよいかと思います。 (もちろんそこを飛ばしてDXを実現できる方がスピード感もあっていいのですが、みんながみんなそうではないかもしれないので)

AIを活用して効率化を図る

2024年はAIを活用して効率化を図るケースも増えそうな気がします。単に無料のChatGPTを使っていても効率化とはあまりなりませんが、API連携した生成AIの活用は今後のキーになりそうですね。社内の問い合わせポータルの作成や、お客様対応チャットボットの用意など。デジタルで動く中小企業診断士

中小企業のデジタル化を推進するのが、デジタル中小企業診断士だと思いますが、自分自身がデジタル化していくのはデジタル化の流れでしょうかね。

動画で働くYoutuber中小企業診断士

2020年以降、動画の仕事がふえました。オンラインセミナーもそうですが、動画で納品してね、というのも結構あります。

中小機構 ここからアプリでの動画

自分さえも登場しなくなるVTuber中小企業診断士

こちらはまだ模索中ですが、VTuber化計画。おっさんが喋るよりキャラが喋ったほうが聞きやすいでしょうかね。

2025年(令和7年)

2024年(令和6年)

そんなところで。

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Posted by tomoyamurakami