大須商店街がすごい〜商店街成功の秘訣!?
IT中小企業診断士の村上です。
名古屋強行軍でDreamsComeTrueのワンダーランドへ。16時からの講演なのに、なぜかはしゃいで7時台の新幹線で名古屋へ。
とりあえず、朝の熱田神宮へ。一度夜に行ったことはあったのですが、神秘的な夜な雰囲気とは違って、また、清々しい。そして、パワースポット感が半端ないす。
実は、世界三大美女の一人、楊貴妃は熱田神宮の女神の化身と言われており、(はじめて聞いた)その美貌で唐の玄宗皇帝を虜にし、日本を攻め入ることをやめさせ、日本を救ったらしいという、とんでも伝説があります。
その後処刑された楊貴妃の魂は熱田神宮に戻ってきたので、楊貴妃のお墓がこっそりあります(^^; そこの水を使うとお肌が綺麗になるらしいということで、顔洗っときました!
で、その後、大須商店街へ。まだ、ライブまで4時間あるよ〜と言いながら歩いていたのですが、4時間では回りきれず。すごい!ひろい!たのしい! 地図がなんだこりゃ!ってくらいごちゃごちゃしている。
頑張る商店街77選にももちろん選ばれています。
ドーンと構える商店街の入り口。色んな入り口・出口で赤門が設置されており、さながら中華街の雰囲気も少しあります。なぜか、台湾系の料理屋さんが山のようにあります。
10時台なのに、人がすでに満ちており、お昼時に人気のお店に行こうとしたら、すでに30分待ち・・・無念。
ピッツアの世界チャンピオンがいるらしい・・・
それにしても、どうして、こんなに繁盛しているのでしょうか?観音はあるものの、とりたてて観光地というわけではないのに。
ということで、まずは他人のブログを見てみる。
事例研究!蘇った名古屋「大須商店街」、その理由とはなんだったのか!
・昭和40年頃には、近ショッピング街の影響もあって、シャッター商店街化
・昭和50年に、名城大学の学生を中心とした若者たちの祭「アクション大須」が開催
→昔ながらの大道芸、猿回し、小屋掛け、がまの油売り、バナナの叩き売り、のぞきからくり、七味唐辛子売り、人問ポンプなどが行われて、人々の関心を集める
・「名古屋まつり」に日程をぶつけて、開催し、マスコミを徹底活用。「名古屋まつり」が行政の主催であるのに対し、この祭りは、市民主催の祭りである。したがって、社会的な意義がある祭りだ!と。→マスコミ活用の重要性を実感
われわれが通っている時も、クラウンが2名ほど、練り歩いていました。
「ごった煮」の魅力
そして大須には、あらゆるものが共存しています。古いものと新しいもの、骨董品と最新家電、大型店と零細店、老いも若きも、日本人も外国人も、高級ブランドとB級グルメも…と、
とにかく「何でもあり」な商店街なのです。だからでしょうか、いつ行っても、何度行っても面白いと感じます。まさに「ごった煮」の魅力。特に用事がなくても、立ち寄りたくなる場所です。
ごった煮感はすごいですね。いろんな業種が混在している。まあもちろん、はなから商店街はそういうものであったわけですが、古い店だけではなく、メイド喫茶から水曜日のアリスまで、現代風なお店も多数。
女子チームは、アリスの穴蔵に入ったきり、出てこなくなって待ちぼうけしましたけど。
仕組みとして面白いなあと思ったのは、道の使い方。以下の写真用に、店頭1.5m分くらい色が変わっています。この土地の権利が公道なのか、店のものなのかわかりませんが、自由に使っていいらしいスペースです。だから、先ほどのピザの店ではウェイティングスペースになっていましたし、他のカフェではベンチを出して、アウトドアカフェになっている。アパレルでは、もちろん商品を並べているので、外を歩いてるだけでも商品がよく見える。
非常に店頭を上手く使っているなと感じました。しかし、これを商店街全体でできるのがすごいですよね。統一感! 写真は道路がよく見えるように、あんまり活用してないところを掲載しましたが、多くのお店がこの店頭をフル活用でした。
また、我々がよく知っているようなフランチャイズ店は殆ど発見できず。コンビニも吉野家もマクドもありませんでした。ここらへんは、大家さん側で制御しているのか、商店街としてやっているのかはわかりませんが、地方の商店街に行って、東京にあふれるFC店乱立では醒めちゃいますもんね。(まあ、商店街が地元のものか、観光客向けなのかによっても変わってきそうですが)
そして何より、1店1店の頑張っている感がひしひしと伝わってきます。このメニュー看板とかも見やすいし、気合入ってますよね!
最後に商店街に、どしっと重みを与えてくれる大須観音。空が蒼すぎる。(蒼と青の違い)
で、ドームでのライブを楽しんだ後,シメは、味仙。台湾のお店!って感じがすごしますよね。メチャウマでした。中華料理の味の違いって何で発生するんだろう?と考えてしまうくらい。
そんなところで。