Googleのペナルティ解除の手順
IT中小企業診断士の村上です。
ブログを書いている以上、検索順位は気になりますね。以前は検索順位の調べ方についてまとめました。今回は、検索順位を上げるために、色々やった挙句、Googleのペナルティを食らった場合の復活方法について調べてみました。
いわゆる4−5年前のSEOサービスを利用して、外部リンクをたくさん購入した結果、一時的に検索順位が向上したものの、近年のGoogleのアルゴリズム変更によって順位が下がってしまった人はたくさんいます。でも後悔しても手遅れ。膨大な数の外部リンクがずっと足を引っ張り続けてしまうわけです。
ペナルティを受けているか?
多くのキーワードで検索順位がどーんと下がっているなら、それは、ペナルティを受けている可能性が高いですね。自動ペナルティなら検索順位で確かめるしかないですね。手動ペナルティならGoogleSearchConsoleで確認すると、メッセージが来てます。
「検索トラフィック ー 手動による対策」 のところですね。当サイトは、「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした」ということで大丈夫のようです。 ペナルティを受けていると、「サイトへの不自然なリンク リンクへ影響する対策を実施」のようなメッセージが出ます。
不自然なリンクをどうはずす?
外部からのリンクを確認して、否認していきます。外部からのリンクの中には有効なものもあるでしょうから、間違って否認してしまわないように、1個1個確認していく必要がありますね。
自サイトへのリンクを確認していきます。同じくSearchConsoleから、サイトへのリンクを確認します。そして、詳細情報を見てみます。
その他のサンプル リンクをダウンロードして、CSVで保存します。
CSVで2500行くらいのデータがダウンロードできました。なんだかいっぱいあってよくわからない。6行目以降の http://4koma.biz は 自分のサイトだからいいとして、冒頭の4つくらいは能くわからないサイトだなあ。
1行目のサイトを見てみると・・・いかにもダメそうなサイト・・・(>< でも私のサイトへのリンクは見当たらない。ソース見てもリンクはなかったです。
ま、いずれにしても、怪しいサイトをピックアップしておいて、リンクを否認していきます。相手方サイトに連絡して、リンクを外してもらえると良いのですが、膨大な数ですし、相手方が対応してくれるとも限りません。そのため、GoogleSearchConsolerでリンクを否認していきます。
リンクの否認先URL サイトを選択します。
否認するリンクを テキストファイルで一覧でつくって、ファイルアップロード・・・
ファイルアップロードじゃなくて、そのまま記載できればいいのにと思いましたが、何万件とあるサイトもあるでしょうから、アップロードなんですね。
その後、Googleに再審査をリクエスト
きれいな体になったところで再審査リクエスト。手動による対策画面に 再審査リクエストのボタンが表示されています
再審査リクエストを送信する
下記の手順に沿って再審査リクエストを行ってください。
- Search Console アカウントにログインします。
- データが完全かつ正確であることを、サイトのすべてのバージョンで確認します。
- [手動による対策] を見て、Google がサイトに対策を適用しているかどうかを確認します。
- 手動による対策に記載されている問題を修正します。
- Search Console の [セキュリティの問題] を確認し、サイトに他に問題になりそうな点がないか確認します。
- [再審査をリクエスト] をクリックして Google に再審査をリクエストします。
なかなか、リンクの量も多いと、一度で解除できないケースも多いですが、地道にやっていくしかないですね。
また、これからも、よくわからない外部リンクを使った「えせSEO対策」は実施しないようにしないといけないですね。
そんなところで。