第5回 成果を測定しよう【アクセス解析】〜中小企業のホームページ活用法

みなさん、こんにちは!中小企業診断士の村上知也です。今までの4回のメルマガで、ホームページを作って、お客さまを集めて、問い合わせをしてもらう、という流れを記載してきました。今回は、その成果を測定する、アクセス解析についてです。

1. 何事も数値を把握しないと成功しない

実際に飲食店をやっている店長であれば、1日何人くらい来たのか、今日の売上はどれくらいか、間違いなく把握していると思います。レジを見なくても肌感覚でもわかるでしょう。一方で、ホームページに何人がやってきたかは、自分で数値を確認しないとわかりません。

このホームページに何人やってきているのだろうか?どんなキーワードで検索してきているのだろうか?ソーシャルメディアからやってきた人は何人いるのだろうか?などを把握しないと、ホームページの改善の対策が打てません。

2. ホームページはデータが明確に残っている

幸いなことに、ホームページは設定をしておけば、全てデータが残っており、アクセス解析ができます。代表的なアクセス解析サービスは、GoogleAnalyticsです。もちろん無料です。(https://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/

事前に設定しておけば、設定した日からデータが貯まっていきます。

データを確認すると何がいいのでしょうか?
1つ目は、記事を書いてホームページを更新するモチベーションにつながります。1日100人見ていたものが、200人になれば、さらに続けて更新していけるのではないでしょうか?

2つ目は、どこに力を入れたらいいかがわかります。例えば、自分のホームページに来る人が、Facebookなどのソーシャルメディアから来ている人が多いとわかれば、ますますソーシャルメディアに力を入れることができます。

3つ目は、お客さまが当社にどういったニーズを持っているか把握できます。どんなキーワードで検索して当社・当店に来訪しているのかを見ることで、お客さまがなにを探していているのかがわかります。

3. アクセス解析のポイント

GoogleAnalyticsはメニューが豊富で何を見たらいいのか迷います。そこで、見て欲しいポイントだけ以下にまとめます。

①時系列のアクセス数 (先月と比べてどうなったか?)

初期画面では、直近の1ヶ月のデータが出てきます。先月や前年同月と比較するボタンがありますので、比較してみると、ユーザが何%増減したのか、見られたページが何%増減したのかがわかります。1回訪問(セッション)あたり、何ページ見られているのかも確認すると面白いですね。

たとえば、先月は1回訪問あたり5ページ平均でみられたものが、今月は3ページ平均だったとします。これは、お客さまが当ホームページを巡回する量が減ったことを意味します。色々じっくり見てもらったほうが問い合わせや来店につながるでしょうから、減少していたら良くないですね。店舗での滞在時間が減ってしまった状態と同じです。

原因は色々考えられますが、ホームページがごちゃごちゃして見にくいなどが考えられます。実際の店舗でも入ってすぐ帰ってしまう店とかありますよね。そういった状態になっているわけです。
また、新規顧客が少なく、リピーターが今日のオススメだけ見に来たということもあるでしょう。新規顧客のほうが色々巡回してみてくれるので、新規顧客を獲得できていない可能性もあります。

②検索ワード (なんて探してやってきた?)

お客さまがGoogleで検索してきたキーワードランキングが確認できます。前述の通り、お客さまのニーズが把握できるわけです。 最近はAnalyticsだけではキーワードデータの見れる量が少ないので、SearchConsoleとの連携も必要になるかと思います。

③人気ページ(自社ホームページでどのページが一番見られた?)

②の検索ワードに関するページでであることが多いですが、お客さまがよく見ているページランキングです。一番見られているページは重要ですから、そのページを充実させるといいでしょう。通常は、ホームページのトップページになります。

村上の場合は、ホームページのトップページは人気ページランキングで4位です。トップページよりよく見られているページが3つあるわけです。これらのページは特定のキーワードで検索順位が上位にあります。そういったワードがあれば、トップページを超える集客ができるのです。

④参照元ページ(どこから来たか?)

自社のホームページに来訪したお客さまがどこから来たかを確認できます。例えば、Facebookの投稿を見てきたのか、他の人がブログで紹介してくれて、そこから来訪されたのか。
飲食や小売店舗では、お客さまが知らぬ間にブログで紹介してくれている時があります。参照元を確認しておくことで、そういったブログを見つけることができ、自らシェアしたり、紹介してくれた人にお礼を伝えたりすることができます。

アクセス解析をして、現状を把握し、つねにホームページの改善に努めてください。

過去記事

それでは。