コロナ禍の暇で始めた将棋ウォーズ(10分)で苦節3年半で初段になった!

小学生の時は、親や友達と将棋はちょこちょこしてたので、ルールは知っていましたが、その程度でした。大学のテニスサークルの合宿の時、同級生が将棋をやろう、というのでやったのが最後の対面の将棋でした。

その時は、いきなり相手が6枚落ちでええわと言われて、ムッときて真剣にやったのに、ボコボコにされた思い出があります。終わってから聞くと、普通に将棋の大会とか出てるやつでした。そんな最後の苦い思い出から4半世紀。将棋に触れることはなかったです。

そんな2020年。コロナ禍が来て、仕事の休みとかキャンセルで待機が増えた期間に、まずやったのがYoutubeの有料化。プレミアム会員になることでした。テレビを見てもヒステリックなコロナ報道しかなく、テレビは見たくなくなりました。あの頃以来、ほぼテレビを見なくなりました。

とはいえYoutubeなんか見てみると広告ばかりでつらい。まあ広告スキップできるなら良いかと、有料化したのが運の尽きでした。たまたま将棋が出てきて、久しぶりにやってみるかと見始めたときに出会ったのが藤森先生の将棋放浪記。へえ、プロ棋士もYoutubeする時代なのねえ、と思いながら、毎日更新される動画を見ていました。

小学生の頃の記憶では、矢倉をやって雀刺しとかくらいしか残っていませんでしが、今は本当にいろんな戦型があって、短い将棋ならではの戦型も多い。面白そうだからと将棋アプリを2つ3つダウンロードしてアプリ相手に戦っていましたが、レベルを上げると全く勝てない。せっかくだからネットワーク対戦もできるのかということで、将棋ウォーズを始めた2020年5月の春でした。

将棋ウォーズは30級から始まり、最初の頃は1勝すると昇級していきます。7−8級くらいまでは割とスムーズにすすすみました。昇級すると自分の棋力や勢いに応じて相手も自動的に強くなる人を当ててくれます。その頃はじめて初段の人を当てられてボコボコにされて、めげそうになりましたが、勝ったり負けたりを繰り返しているうちに3級まで来ました。3ヶ月位かかったと思います。

そこから地獄のような長い日々が始まるとは2級に上がるのに半年、1級に上がるのに1年かかりました。始めた頃は、3級止まりかなあと思っていたので、そこで満足すればよかったのに、やはり昇級すると挑戦してみたくなりますし、何と言っても、「段」になってみたかった。

でも1級が一番将棋ウォーズで人口が多いと言われます。少し連勝すると、すぐ強い相手がきて、連敗が続く。あっという間に対戦数が1000局を超えました。強くなるためには詰将棋をやらないといけないと言われるので詰将棋アプリも入れて、電車の中でポチポチと詰将棋もやりました。(でも全然解けなくて、面白くなくてさぼりがち・・)

そして1級に昇級してから2年が経ち、記念すべき1378戦目。達成率が90%前後だったのは覚えているのですが、相手の接続切れ負けが発生して、連チャンで次の対局。最近取り組んでいる、菜々河流向かい飛車で勝利。

え?昇段?まじで??? 動画を撮影しておけばよかったです(^^;

うれしすぎる。

今後の展望としては、3分も10秒も初段になりたい。さすがにしばらく10分はおいておいて、他をやりたいと思いますが、思考時間の短いのはなかなか大変ですね。10分やると、すぐ降級しちゃいそうですし。

あとは先手番でもっと強くなりたい。なぜか後手番の方が、強くて勝率が2分も違うんですけど。戦型のせいでしょうか。

先手番では中飛車、後手番では角交換四間飛車をメインの戦法にしています。攻めたいと思って中飛車にしたのですが、攻める前に隙をつかれて負けることが多いですね。もっと攻めっ気をと思うのですが、ついつい守りに入ってしまう性格をなんとかしたいです。

めっちゃうれしー!

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