軽減税率導入の際に、税込価格を8%と10%で統一するか?
いよいよ、10/1から予定通り消費税率が10%になります。同時に主に食品小売には8%の軽減税率が適用されます。しかしお店での飲食は10%です。
税抜1,000円の商品を、店内飲食すると1,100円に、持ち帰ると1,080円になります。 一物二価ですね。
店頭でお客様に確認の上、税率を変更して提供するのですが、混乱を招きそうなので、統一価格を導入する店舗も増えてくるでしょう。統一といっても税率が異なるので、実際は本体価格をいじって税込価格を統一することになります。
税込1,000円で商品を販売したい時
・お持ち帰りは 税込1,000円 (本体価格925円+消費税75円)
・店内飲食は 税込1,000円 (本体価格909円+消費税91円)
とします。
中小企業庁の「消費税の軽減税率制度の実施に伴う価格表示について(概要)」では、一の価格という言い方をしています。
価格の決定権は、あくまで店舗にありますから、このような価格表示はもちろん認められるわけです。ただし、消費者の誤解を招かないように、以下のような点に留意が求められます。
当店は全て同じ税率(8%)ですといった、転嫁阻害の表示は認められません。
なぜ、持ち帰りのほうが本体価格が高いのか説明できるようにしておくことも必要でしょう。 → 包装の手間、費用がかかるから等
店内と持ち帰りで統一価格のお店
- ケンタッキー
- 松屋
- サイゼリヤ
ケンタッキーは統一価格
松屋は統一価格
松屋は統一価格 吉野家別価格 軽減税率の対応分かれる
https://newswebeasy.github.io/news/web/2019/05/08/%E6%9D%BE%E5%B1%8B%E3%81%AF%E7%B5%B1%E4%B8%80%E4%BE%A1%E6%A0%BC-%E5%90%89%E9%87%8E%E5%AE%B6%E3%81%AF%E5%88%A5%E4%BE%A1%E6%A0%BC-%E8%BB%BD%E6%B8%9B%E7%A8%8E%E7%8E%87%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%82%8B/
店内と持ち帰りで別価格のお店
- 吉野家
- スターバックス
https://www.inshokuten.com/foodist/article/5366/
今後も各企業の状況を調べて追記していきます。
そんなところで。