飲食店等の商圏分析(うちの店から500m範囲にいる人口や世帯、事業者数がわかる!)地図による小地域分析 jSTAT MAPを使ってみる
IT&統計の中小企業診断士村上です。
飲食店を創業するときには、立地大事ですよね。 個人的には、ものすごく良い立地でものすごく高い家賃を負担するくらいなら、多少立地が悪くても、遠くから来てもらえるお店が作れたほうがなあ・・・なんて思うこともありますが、悪いよりは良いほうがいい立地。
特に、創業時にお店を出すときには、馴染みのない立地だと、不動産屋さんの言葉だけで決めてしまうのも怖いですね。
もともと、市や区のHPをみると、商圏の人口データは掲載されていたのですが、なかなか、自分で見に行くのも大変でした。
そこで、jSTAT。指定した範囲だけどの人口動態や世帯数を確認できます。
画像クリックすると、地図による小地域分析 jSTAT MAPのページに遷移します。
最初に会員登録すると、翌日くらいには、IDとパスワードが送られてきます。ログイン時には初期パスワードの変更が求められます。そしてログイン❗
さて、ログインしたものの・・・なんか、使うの難しそう・・・・と思ったのですが、意外に簡単でした。
都道府県を選んで、
上部のバーで、住所を検索します。
エリアの項目を選択
商圏を指定します。円で指定してもいいし、川とかあったら、自分で多角形で指定してもいいし。
場所をクリックして、マウスを動かすと、そこから何メートルの範囲かを指定できます。半径510mにしました。川崎駅の手前まで。これでエリアが登録できます。
そして、レポートを選択します。新しいWindowが立ち上がり、今回はリッチレポート選択してみました。
ボタンの位置がわかりにくいけど、 次へ 進んでみます。
そして、レポートを作成する❗ と押してみると・・・
レポート作成中・・・ 30秒以内に終わりました。
ダウンロードしてみると・・・ ファイルサイズは 3.4MB
レポートができていました❗
京急川崎の駅前付近の500mのデータ
神奈川県と、川崎区と、指定したエリアの比較データがでてきますね。比較してみると、圧倒的に、エリア内はひとり暮らしが多い❗ まあ、私もですが。
ざっくりですが、産業別の事業者のデータ数もわかります。以下は3次産業のデータ
これだけで、立地が決められるわけではないですが、面白いですね。まずは、自分が出店したい場所のおおまかな人口動態くらいは知っときたいですしね。
まあ、京急川崎駅前だと、住んでいる人だけじゃなくて、働いている人、遠くから来る人のことも考えないとはいけないでしょうが、基本データだけは、コレで認識できちゃうんですね。
そんなところで
マイナンバーの本とか、もう全然売れてなさそうですが、統計学の本って継続的にちょびちょび売れてます。