ホームページ作成サービスの天下は、「みんビズ」のものかも!?
IT中小企業診断士の村上です。
前回記事で、
ホームページを作りたいんだけど何を選んだらいいの?という方に
今はホームページつくるなら、「みんビズ」か、「Wordpress」だろうということを書いたので、
今回は、「みんビズ」についてです。
みんビズは、みんなのビジネスオンライン の略称です。
以前からあった、Jimdo(ジンドゥー)という サービスと中身は同じです。
何が違うかというと、スポンサーにGoogleなどがついて、1年目無料が実現されたこと。
Jimdoは無料でも利用できますが、広告が出ます。広告が出るのを覚悟で使い続けるのであればJimdoを活用してもいいでしょうし、いずれ、広告なくしたいのなら、最初からみんビズを申し込んだほうが無難です。 (JimdoもJimdoProを申しこめば広告は消えます。そして、年間使用料もみんビズと同じですが、初年度無料がついてこないので、ちょっぴり損です)
みんビズの料金は、月額1,470円です。2年目が来た時に2年目の分を一括で請求されます。ということは1年間使ってみて気に入らなければ、そこでヤメればお金はかかりません。それだけでも、やってみる価値がありますね!
サイトの作り方は、ここで紹介するまでもなく、みんビズのサイトに行けば本当に15分もあれば形はできてしまいます。
なので、注意点をまず書いておきます。
・独自ドメイン
独自ドメインが取れるし持ち込みでもOK。 みんビズでそのまま申し込むと、 .jp ドメインがとれます。(co.jpではない)
そのため、co.jpや .comドメインがいい人は、ほかでドメインを取得して持ち込むことになります。
ドメインは、信頼性で言うとco.jpが日本の会社で一番いいと思いますが、 近頃は、あまり気にしなくなってきていると思います。
よって、 .jpドメインでも十分、ビジネス利用OKです。
ただし、みんビズで取得した、.jpドメインを持って、他に引越しはできないという制約があります。
・メールアドレス
取得した独自ドメインのでメールアドレスは1個だけ無料でついてきます。それ以降は別途料金がかかります。
1アカウント月額¥210 (年額¥2,520)、もしくは10アカウント¥1,050(年額¥12,600)です。
この値段は、他と比べるとそれほど安くはありません。
つまり、社員みんなのメールアドレスをこの独自ドメインで取りたい場合は、 他の手段も検討したほうがいいでしょう。
・バックアップ
これが一番、何とかして欲しいのですが、バックアップ手段がありません。
バックアップは、ブラウザ機能を使って、ページごとにフィアル保存をするしかないでしょう。
少し手間がかかりますが、最初にページを完成させた時には、上記方法でバックアップをしておいたほうがよいでしょう。
クラウドだから消えないと信じたいですが、ファーストサーバ事件もありましたし、
何より、自分のミスで消しちゃうこともあると思いますので、一括バックアップ手段を早く提供してほしいものです。
こうして、注意点だけ並べると、心配になったかもしれませんが、これらの要素を差し引いても、
みんビズは利用する価値があります。
メリットとして、以下の3つを挙げておきます。
・ ブラウザから直接修正できる
ブラウザから直接ホームページが更新できるなんてすごいことです!すごいんですw
昔は、パソコンでファイルを修正してインターネットにアップロードしていたわけで、
この手間がないのは 非常に便利です。
いきなり本番環境が更新されてしまう恐怖はありますが、その分、スピード感抜群ですね!
・メニュー構成など柔軟に変更できる
ホームページの制作では最初にサイトマップを作ってという作業が通例でしたが、
正直、みんビズであれば、サイトマップは作る必要もないかと思います。
頭の中で考えたサイト構成を直接、みんビズ上で設定したほうが速いからです。
そして、後で修正したくなっても、簡単にメニューの上下関係縦横関係は修正できます。
・操作が、ワープロレベル
ホームページを自分で作るのは大変だと感じそうですが、例えば、マイクロソフトのワードが使えれば、
みんビズは使いこなせます。そんなレベルです。
ほかにも、安いとか、SEOの設定も簡単等、色々とメリットがあります。
ということで、まずは、申し込んでみて、感触を確かめてみるのが、一番だと思います。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
いやあ、しかし、会社紹介などの簡単なホームページを作ることを生業にしていると、みんビズのおかげで、廃業になりかねませんね。
一方で、ホームページ以外の経営支援やマーケティング支援もしつつ、その中で、
一緒にみんビズでサイト構築してあげるというのは非常にやりやすいですね。
ITコーディネーターじゃなくて、中小企業診断士こそが、もっとこういった支援をした方がいいんでしょうね。
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