地域おこし協力隊の隊員って何している人たち!?〜天塩町
中小企業診断士の村上です。
北海道の豊富町に温泉湯治に1週間ほど行ってきたのですが、近隣の天塩町で地域おこし協力隊が募集されていました。北の大地に定住もいいですね(^^;
天塩町地域おこし協力隊 2名 募集!http://toyotomi-onsen.com/recruit/6052
うーむ。オヤジギャクか。17.5万円か。年収210万円。流石に苦しいけど、この地域なら暮らせるのか・・・とか思い悩んでいたら、年齢が40歳までなので、私は応募資格がないようです(><
ってか、地域おこし協力隊ってなんでしょうか?
地域おこし協力隊
総務省の地域おこし協力隊のページ
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
地域おこし協力隊は、旧田舎で働き隊だったそうな。
都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住⺠票を移動し、⽣活の拠点を移した者を、地⽅公共団体が「地域おこし協⼒隊員」として委嘱。隊員は、⼀定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの⽀援や、農林⽔産業への従事、住⺠の⽣活⽀援などの「地域協⼒活動」を⾏いながら、その地域への定住・定着を図る取組。
なかなか、外部からのコンサルタントだけで地方創生が出来るわけもなく、さりとて、内部の人間だけではリソースにも限界がある。若い外の力をいれて、融合がおきて地域が活性化する!みたいな展開をしていきたいわけですね。
何しているんだろう?
事例が以下の頁にまとめてありました。
でもね、開いてみても、何やっているかよくわからない・・もうちょっと内容説明してくれた資料にすればいいのに、と思う。
記事になっている方はわかりやすいですね。北海道西興村。山村留学、木育、蝦夷鹿漁! なかなかのワイルド路線ですね。
地域おこし協力隊のその後
地域おこし協力隊は徐々に規模も拡大して伸びているようですね。でも1年から3年が任期なのか・・・その後どうなるんでしょうね。そのまま、現地で他の仕事を見つけて住んで定着していってもらう感じでしょうか?
平成27年度 地域おこし協力隊の定住状況等に係る調査結果 がありました。
約6割の隊員が同じ地域に定住。これは多いのか少ないのか!?定住して仕事はどうしているんでしょうね。継続して地域おこしをやりたいところですが、お金がないとそうもいかない。仕事として地域おこしがやっていけると一番良さそうですが。(不明のひとはどうしているんだろう・・・)
そして、住み着いた後は、なんと2割が起業!これはすごいですね。何の事業で起業したんでしょうか?
起業の内訳も載っていました。鍼灸院・整体師はおいといて、株式会社とかNPOとか農業法人とかは、地域おこし関連の団体のような雰囲気が感じられますね。カフェや飲食も、元々人口が少ない町でやるのは大変そうですが、地域のコミュニティ拠点のようなものができていけば、いいんでしょうね。
本気で地方創生やるなら、こういうところからも面白そうですね。
そんなところで。