AIは金がかかる〜生成AIプロジェクトの概念検証段階で30%が見送りに
見送りの理由は、
- データ品質の低さ
- リスク管理の不十分さ
- コストの増大
- ビジネス価値の不明確さ
ちょっとやってみたら、精度高く生成できないことが判明するのでしょうね。保有しているデータの量が少ない、品質が低いという意味と、生成された後の精度が思ったより出ない!という両面があるのだと思います。
そして、その割にリスクが高い。学習データがすべて自社に著作権がある場合は問題が少ないのでしょうが、外部データを使う場合にはもちろん著作権問題がでてきます。
さらに、使い出すと、とにかく金がかかる。サーバー代かかるでしょうね
といろいろ問題がある中で、そもそもこのAIビジネスが成り立つのか・・・という自信なし。
そうなると、見送りになるのでしょうね。
Gartnerは2024年7月29日(豪州時間)、データ品質の低さ、リスク管理の不十分さ、コストの増大、ビジネス価値の不明確さなどの理由から、2025年末までに生成AI(人工知能)プロジェクトの少なくとも30%が概念実証(PoC)後に見送られるという予測を発表した。
概念実証(PoC)とは
PoCとは概念検証、試作開発に入る前段階の検証プロセスです。PoCによって実現可能性が高く、期待通りの効果が見込めた段階で、試作開発などの実プロジェクトを始動するのが一般的です。
概念実証は、試作開発に入る前の段階です。そこで30%が脱落するわけですね。そしてその後試作したけど、うまくいかなくて製品化できないのもかなりの割合があるでしょう。
AIは金がかかる
なんといってもAIを動かすにはサーバや電気含め多くのリソースを使うので、金がかかります。
ちょっとお試しでやるにしても経営陣としては決断が必要なのでしょう。
AIロボットが旅立つを大勢のロボットが見送っているイラストを横長サイズで描いてください
そんなところで。