ITパスポート試験の範囲が変わる!〜試験要領更新
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試験の受験経歴
1996年の大学に2年生の時に、情報処理2種試験を初めて受けて、大学の同期はみんな通ってたのに私は落ちた・・・遠い思い出。それにもめげずに、一応IT関連!?の会社に就職しました。
会社に入ると、みんな毎年のように資格試験を受けるのですよね。私も受けました。
情報処理2種リベンジ、1種、 そして高度情報処理の中ではネットワークスペシャリストを取得。ITIL V3をとって、その後は、ベンダ系資格で、CiscoとかOracleの資格を取って、当時、担当していたERPの資格をとりました。
そして5年目で29歳を迎え、次は士業取得だと思い、中小企業診断士試験の勉強を始めて、沼にハマったのはまた別のお話です。
ITパスポート試験はみんなが取得すべき社会人の教養
そのため、ITパスポート試験は受けたことがないのですが、まあ、特にIT系じゃない職種の人こそ、取得しておきたい資格の最初じゃないかと思ったりもします。デジタルリテラシーの向上、まあ社会人としての教養なんじゃないかと思います。
日経でも以下のような記事がありましたしね。
ITパスポート試験が変わる!
と、そんなITパスポート試験が変わるということで、どのあたりが変わっていくのかを確認してみました。
試験範囲の変わったところだけが赤字になっているそうなので、赤字のキーワードをピックアップしてみました。
試験要綱Ver.5.3(変更箇所表示版)※2023年12月25日掲載
ざっくりの試験範囲
ITパスポートの試験範囲は以下のとおりです。情報処理2種を受けた記憶だとテクノロジー分野しかなかった気がしますが、ストラテジとマネジメント系も含まれます。そういう意味では中小企業診断士の1次経営情報にかなり範囲が被っていると言えるでしょう。診断士試験で情報が苦手な方とかはITパスポートから受けている方も結構いらっしゃったように記憶しています。
試験範囲で新しく追加されたキーワードたち
それでは以下の表で試験カテゴリごとに追加されたキーワードが赤字のものです。赤字が多い分野が近年変化が多くて、試験要領に追加しないといけなくなったのだと思います。つまり、可能性としてはこの赤字キーワードたちは今後の試験に優先的に出題される可能性があると言っていいでしょう。(推測です)
はい、全く見えませんね。仕方ない、エクセルのダウンロードを用意しておきます。どうぞご自由にダウンロードください。
“ITパスポート試験要領追加キーワード集” をダウンロード ITパスポートの試験要領.xlsx – 316 回のダウンロード – 20.29 KB個人的に面白かったこと
除外されたキーワードがあるのも面白いですね。ITリテラシーが除外されて、デジタルリテラシーとなりましたね。ITっていう機会は減ってきているのでしょうね、デジタルという感じで。
またダイバーシティが削除されて、DE&Iという聞き慣れないキーワードになりました。
と思ったら、ちょうど、J-net21にもこんな記事が出ていました。
まとめ~重点分野ここだ!
もう一度、中分類後に、追加キーワードが多かった分野をまとめてみました。
◯は多い △はちょっと多い くらいです。
ストラテジ系はめっちゃ変わった
ほぼすべての分野で大幅に追加キーワードありです。まんべんなく見直さないといけないですね。
会計分野ではインボイスなんかもふえているのが時代の流れでしょう。
マネジメント系は殆ど変わらない
ほぼ追加はありませんでしたね。
テクノロジ系は変わったところとそうでないところが明白
アルゴリズムとかシステム構成要素は変わりませんね。しかし、流石にハードウェアは変わりましたし、特にネットワークやセキュリティは大幅にキーワードがふえているので要注意ですね。
注意事項
もちろん、これらのキーワードや分野は追加が多かった分野であり、キーワードの追加が少なかった分野の重要性が下がったというわけでもなく、変わらないが重要という分野もあることを忘れてはいけませんね。
私も今更ながら受験してみようかしら。
そんなところで。