飲食店でスマホでQRコードを読み取って、メニュー表示、そしてレジ、決済へ
モバイルオーダー使っていますか?
スマホで注文をするモバイルオーダーを使っていますか。今、自分自身のスマホを確認すると、いくつかのアプリが入っていました。マクドナルドやスターバックス、お弁当屋さんや牛丼チェーンのアプリなどです。
そして結構な頻度で使っています。お弁当屋さんなんかは、店舗に行って注文して調理してもらって持ち帰るわけですが、5分以上はかかります。更に繁忙時間であれば10分以上待たされることもあります。予めスマホアプリで注文していけば、待ち時間0で受け取ることができます。
マクドナルドも空いていれば注文してから受け取るまではすぐですが、ランチ時などは行列ができているケースも多いです。そんなときにスマホで自分で注文すれば、自分の注文が行列待ちの人たちより先にできてくるわけです。とても便利です。
このようにテイクアウト、持ち帰りではモバイルオーダーはかなり普及してきていると言えます。また自宅への配達のデリバリも地域に寄りますが浸透しモバイルで注文するようになってきました。
これだけモバイルオーダーが普及してくると、次は店内のイートインの注文の際に自分のスマホで注文するニーズが高まっています。
モバイルオーダーの分類
ということでモバイルオーダーについて分類してみます。
モバイルオーダーはスマホで注文するということですから、(1)イートイン(店内)注文アプリ、(2)テイクアウト注文アプリ、(3)デリバリ注文アプリに別れます。
そして、イートインアプリにはいくつかのパターンがあります。
①店員がスマホで注文を取るウェイター機能
②お客様が店舗が用意したタブレットで注文する機能
③お客様が自分のスマホで注文する機能
①のウェイター機能はかなり導入が進んできました。店員さんがスマホで注文を受けるシーンはよくみかけます。
②のタブレットをテーブル用意して注文する形式も大手のFC系のお店ではよく見かけるようになりました。ただ、これはテーブルの数だけタブレットが必要になるので、それなりに導入コストが掛かることになります。
そういった意味では③のお客様が自分のスマホでテーブルに貼り付けられたQRコードを読み取ってメニュから注文する形式が、コストもお安めで導入しやすいのではないでしょうか?
モバイルオーダーは現実的?
モバイルオーダーを導入するなんて、無理だーと思う飲食店も多いでしょう。一方で、今でも自販機が導入されている小規模飲食店は多いと思います。例えばラーメン屋さんなど。
なぜ自販機を導入しているかと言うと、注文を取るのが面倒だからです。混雑していて注文を取るのが遅れると、お店の回転自体が低くなってしまい、結果として売上の低下を招きます。特にランチ時に混雑してて、店内でお客様が注文できなくてイライラしている店とか見るともったいなあと思います。
ならモバイルオーダーでなくて券売機でもいいやん、と思いますが、券売機は電子マネー対応できていない場合も多いです。フランチャイズの牛丼屋やラーメン屋さんは対応していますが中小企業のお店だと対応していないことも多いです。それはそれで、キャッシュレス対応していないからこの店に行くのは避けようと思うことも増えています。でもハードで券売機を購入しちゃうと、電子マネー対応などの際には買い替えになります。
また今年はインボイス対応も(対応するお店にとっては)求められます。
小規模店舗の場合は、レジとか券売機って専用のハードで対応する時代ではないと思います。いろんな制度や時代に対応していくためにもソフトのレジにしていくべきでしょう。とはいってもiPadなどのタブレットやキャッシュドロワーやプリンターといったハードは必要ですが。(^^;
そしてソフト型のレジになれば、モバイルオーダーの導入も割と簡単になるのではないでしょうか?
モバイルオーダーアプリの例
Airレジのモバイルオーダー
Airレジはなんと言ってもレジのソフトウェアが無料なのがいいですよね。もちろん他の有料のレジサービスに比べると機能が不足しがちなところはありますが、注文が複雑でないお店であれば、活用できるんじゃないかと思います。
スマレジ
レジとしては無料版もあり、有料版で例えば飲食店のプラン(フードビジネスプラン 月12,000円)であればかなり機能も充実しています。個人的には無料版を使うならAirレジでいいと思いますが、それで機能不足を感じるのであればスマレジの有料版を選ぶとよいのではないかと思います。(プレミアムプランはオーダーエントリーが無いですが、月5,500円です)
飲食店のデジタル化はどこまで?
この数年でキャッシュレスがかなり進んだと思います。そして連動してPOSレジを導入しているところも増えていると思います。
Uberなどのデリバリもすすみましたが、これはエリアによって普及率がだいぶ変わってきています。
そうすると次こそはモバイルオーダー何じゃないかと思います。飲食店はみなさん働き手が不足していると思います。注文とるのをお客様がしてくれると楽ですよね。モバイルオーダー流行ると思います。
ただ注文だけではなく厨房との連携、そして当然POSレジへの連携まで行けば、飲食店の効率化は十二分だと思います。今年はインボイス対応、電帳法対応もあるのでモバイルオーダー普及元年になるのかなと思います。
最近、個人的に飲食店に行ってもモバイルオーダーするお店が増えていると感じています。どんどん進むといいですね。
そんなところで。