2020年のIT導入補助金(令和2年)の予定

IT導入補助金のチラシが発表されました。12/26追記

令和2年度 経済産業省関係 当初予算案のポイント はこちら

IT導入補助金のチラシはこちら

「バックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得などのためのITツール導入」ということです。生産性向上は付加価値の向上と、効率の向上にわけられるわけですが、あくまで効率の向上。 基本的にはクラウドサービスなどを導入して、事業の効率を上げることが求められるわけです。

IT導入補助金の2020年の概要が発表されました。 12/27記載

令和元年度補正予算案の概要 (PR資料)が発表されました。元ファイルはこちらです。

項目は大きく3つあります。(1)災害からの復旧・復興と安全安心の確保、(2)経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への支援、(3)未来への投資と今後を見据えた経済活力の維持・向上です。

そのうち、IT導入補助金は(2)の中の、P.30に記載があります。

「中小企業生産性革命推進事業」 令和元年度補正予算案額 3,600億円 です。そのうちのIT導入補助金の予算には、まだ本資料では記載されていません。

過去のIT導入補助金による成果

補助金を使った企業は成果が出たのか報告する義務があります。チラシによると以下のような成果がでました!

採択事業者平均で、労働生産性が24%増加、
売上が16%増加、勤務時間は2%減少

成功事例

チラシに事例が掲載されていますが、なんたるざっくりした事例・・・

事例で取り上げられているのは、「販売管理システム」「勤怠管理システム」「日報システム」ですね。 やはりWebサイトを作って売上があがります!といったものではないわけです。今までやっていた作業を効率化するシステムが求められるわけですね。

成果目標

サービス等生産性向上IT導入支援事業により、事業終了後3年以内に、補助事業者全体の労働生産性の9%以上向上を目指します。

つまり、IT導入補助金を申請するときには3年以内に労働生産性が9%上昇する計画を立てないといけません。効率が上がってもいいですし、売上が上がってもよいですが、どちらかと言うと、システム(クラウドサービス等)を導入するわけですから、効率があがって労働生産性を引き上げた、という風になるのが望ましいです。

サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)

補助額:30万~450万円

補助率: 1/2

中小企業等が行う、バックオフィス業務の効率化や新たな顧客獲得等の付加価値向上に資するITツールの導入を支援するための補助金です。

2017、2018、2019年と実施され、今期が4年目です。

毎年補助額の上限と下限が変更されがちなので要チェックですね。

60万円のITツールを導入して、30万円まで補助してもらえるということです。

当初は下限は15万円でしたし、昨年は40万円でした。下限は低いほうがちょっとしたシステムでも対象になるのが嬉しいのですが、30万円で半額15万円補助などであると、みんなホームページ系を作って申請してしまったので、そもそも生産性向上といいつつ効率UPを図ってもらいたいこともあるので、下限が上がってきたと考えられます。

過去のIT導入補助金

2017年に始まったIT導入補助金。この年はエクセルでの申請でした。申請書も定性的に文章を書く欄があり、他の補助金申請よりは簡単だが、それなりに手間がかかりました。

しかし2018年からはシステムでの申請になりより手軽になりました。他の補助金もすべてシステム申請になればいいのにと思います。

ただ、申請が手軽になるのはいいのですが、残念ながらその分、お手軽に、ベンダに言われるがままに申請してしまっている事業者もいます。もの補助も同じですね。

ホームページが60万だととても高くて作る気がしないけど、30万ならこの機会に作っちゃおう!って思うのは悪くないと思いますが、ベンダからそう言われて、何も考えずにホームページをつくちゃっても、殆どの場合効果は出ないでしょう。

やすかろうが、高かろうが、自社がどうやってホームページで効果を出そうとするのか考えて道筋をつけていないと成果には繋がりません。

また、IT導入補助金は、生産性向上が目的ですが、どちらかという効率アップに重きが置かれています。業務を効率化するITやクラウドサービスを数十万円〜数百万円で取り組みたい!と明確な動機のある事業者さんは、今のうちに申請の準備をしておきましょう。

申請の準備と言っても補助金の準備はほぼ不要です。

どんなシステムを入れたいのか考え、具体的にどんなパッケージ、クラウドサービスを選ぼうか検証しておくことです。

補助金が始まってしまうと時間に追われて検証せずに導入に踏み切って、失敗ということになりかねません。補助金がスタートするタイミングで導入するベンダやサービスを決定しておくくらい前倒しして準備しておきたいですね。

IT導入補助金の条件の歴史

下限の額が2020年は変更されますね。さらに目標数値も大幅に上昇しています。

 2017201820192020
予算額100億円500億円100億円
補助予定件数130,000件6,000件
補助率2/31/21/21/2
補助上限額100万円50万円450万円450万円
補助下限額20万円15万円40万円30万円
労働生産性の向上目標3年後の伸び率 1%
4年後の伸び率 1.5%
5年後の伸び率 2%
3年後の伸び率 1%
4年後の伸び率 1.5%
5年後の伸び率 2%
1年後の伸び率 1.2%
3年後の伸び率 2%
事業終了後3年以内に、補助事業者全体の労働生産性の9%以上向上を目指します。
採択件数約 14,000件約 63,000件

申請の方法〜補助金申請システム

IT導入補助金は1年目はエクセルを使っての申請でしたが、流石に2年目から補助金申請システムができて、非常に簡単になりました。他の補助金もそうなればいいのにと思っていたところ、2020年からは多くの補助金でシステムを使っての申請になります。 

補助金申請システム(Jグランツ) 詳細はこちら

GビズIDを取得しないといけない!

申請には事前にGビズIDというのを取得せねばなりません。 こちらから

印鑑証明書・印鑑登録証明書の添付が必要になりますので事前に取得しておきましょう。

そんなところで。