起業の相談にAIのチャットボットが答えてくれる!?〜LINEで簡単に質問できる
AIの進化によってなくなる仕事に、「起業窓口相談員」もなるのでしょうか!?・・・といっても実際の起業相談は、相談者さんによって内容が異なってくるので、人間の対応も必要になるかと思います。
でも正直、相談しに来る前に少しは自分で調べてきなよ・・・ってこともあります。そういった相談の前さばきであれば充分AIでも対応可能なんだと思います。
AIが進化して、お医者さんがいなくなることはないでしょうが、診断の補助には使われるだろうと思います。起業や経営相談も人がAIを併用する時代はすぐやってきそうですね。
LINEで起業相談
ということで、AIを使ったチャットボットで起業相談ができるLINEのサービスが中小企業基盤整備機構さんから出ました。村上もちょっぴりお手伝いしています。
中小企業基盤整備機構は、人工知能(AI)が顧客の相談に回答する新たなサービスについて、対話アプリケーション「LINE」を使って2018年3月に運用開始する。利用者が起業や経営に関する質問を入力すると、AIが中小機構のサービスなどを元に適切な回答を返す。窓口での相談とは異なり年中何時でも回答でき、若年層に親しまれているLINEでやりとりすることで、20代後半―30代前半の起業希望者を支援する。
LINEで起業相談、AIが回答 中小機構がチャットボット
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171123-00010000-nkogyo-ind
起業ライダーマモル君
サービスへのアクセスはこちらから! 起業ライダーマモルくんが色々と答えてくれるようです。LINEで友達になって質問するだけです。以下の画像をクリックしても移動します。
実際の使い道は2つあって、(1) ジャンルを選んで、順番に選択していて探す方法と、(2)フリーで質問して答えてくれるパターンです。
(1)でいくと、Webで起業の情報が掲載されているWebサイトを見るのとあまり変わらないかもしれません。自分で求めるものを探していく感じです。
(2)が一応、AIっぽい感じですかね。質問した内容に対して、最適な答えを探して提示してくるわけです。(会話してくるわけです)実際は、AIはチューニングというか学習が必要になるので、皆さんに使ってもらうに従って、よりよい回答を用意できるようになります。
回答自体は、AIが作ったものでなくて、人間が作っているもので、AIの仕事は会話が成り立つように、起業者の質問を読み解いて、最適な答えを探すところですね。
(1)実際のLINE画面(選択式に進んでいく場合)
起業を知るの虫眼鏡をタップしてみると・・・
「起業を知る」の問いかけがなされ、幾つかの選択肢が提示されます。「起業の流れは」をタップすると、流れのイメージが提示され、他に知りたい
(2)実際のLINE画面(質問してみる)
LINEから「ホームページの作り方」と質問してみました。
そうすると、ホームページを作るときの最初の考え方が出てきました。
次は、一言「融資」と聞いてみました。
そうすると、「地方自治体の制度融資とは」でいいか? ときました。これでいい気もしますし、まだ起業のことを調べていない人だと、何の話だろ?となるかもしれませんね(^^;
他の候補を見てみる、とすると他にもいろんな選択肢が出てきました。
ということで、起業したいけどよくわからないなあ・・・という方々に向けて最初に一歩としてはまず増す有効なのではないでしょうか。
自治体のAI活用事例でもチャットボットは活躍していますね。ゴミに関する質問だとそれほど幅広くないので、ヒットしやすそうですが、起業相談の幅は広いですし、経営相談となると、更に幅が広くなるので、質問者の質問を正確に読み取って最適な回答を提示する力は、もっともっとアップしていかねばなりませんね。
そんなところで。