製造業〜プラスチック加工業のHP相談
![](https://london3.jp/wp-content/uploads/PL.png)
IT中小企業診断士の村上です。
埼玉県川口市のプラスチック加工業のコーワさんを訪問してきました。
今回は、マーケティングの相談と、HPを自社で更新していく仕組みづくりでした。
HPの相談の最初に実施するのは、「誰にどんな情報」を発信すれば、よいかを明確にすることです。
今回はプラスチック加工の企業ですので、
「埼玉県の製造業に、プラスチックの情報」などで検索されるとうれしいので、
そういった情報を発信しようかと話がでましたが、それだと、中小企業の場合うまく行かないことが多いです。
「埼玉 プラスチック」で検索すると、 大手も多いですし、
加工ではなく、プラスチックの素材業とか、協会とかが出てきます。
この分野で戦うのは大変そうです。というより戦っても無駄な領域でしょう。
そうすると、いつもの絞り込みですね。
プラスチックの加工業で1位をとるのは難しいので、「プラスチックの試作」で絞りました。
2ヶ月ほど経って、順位を検索すると、
「埼玉県のプラスチック試作」で1位だとよかったのですが、6位でした。そこで、
川口市という言葉も増やした結果、もう1ヶ月位まつと、
「川口市 プラスチック試作」
で1位になりました。
その結果、こんなホームページになりました。
3つの特徴として、
「プラスチック試作」大手ではできない「手磨き加工対応」、「小ロット対応」を挙げました。
それぞれの項目で1ページ作成し、説明文章を入れていきます。
狙いを絞った言葉に対して、どれだけ丁寧に説明していけるかが鍵ですね。
また、月に1回くらいは最低限、自社の記事を書いて情報発信していただくことになりました。
そして、
運営を開始して2ヶ月後くらいに、こんなブログがあがっていました。
いきなりHPから受注できるとは思っていなかったので、まだ1件ではありましたが、
嬉しい限りですね。
小規模企業の製造業でも、狙いを定めればHPは効果を出せるわけです。
本当は、「プラスチック試作」よりもう一歩踏み込んだテーマで全国1位は無理でも
一桁順位にを狙えればいいのですが、それは今後の課題ですね。
今後継続的に絞ったテーマで情報発信を続けることができれば十分チャンスは有ると思います。
そんなところで。