GoogleのAIエージェント Workspace Studioを使ってみた

Googleワークスペースを契約していたらStudioを使えるように
GoogleWorkspaceを契約しているのでStudio機能が使えるようになりました。NotebookLMもStudio機能といってましたが、いずれ統合されていくのでしょうかね。
まだ画面は英語ですが。

メール、会議、チーム、タスク、顧客と分類してユースケースが整理されていますね。
メールでの対応
例えばメールだとこんな感じです。一日の読んでないemailのサマリを作ってチャットに通知したり、キーパーソンからのメールを通知したり、アクションが必要なメールにラベルを付けたり。メールは私はまだまだ仕事に使っていますが、未読のサマリーとか送られても、結局メール本文を読みにいけ無いので、そんなに便利機能には鳴らなさそうです。(私にとっては)

会議での対応
Meetでの会議のサマリをメールしてくれる機能でしょうかね。TASKと連動してやること通知もしてくれるってことかしら。

タスクでの対応
タスクを作って通知してくれそうですね。チームメンバーとかプロジェクトメンバーで使っていくときはよさそうです。

顧客対応
GoogleFormと連動しての通知はよさそうですね。ちょっと試してみます。

GoogleFormに問い合わせが来たら、回答文面を作ってチャットに通知するのを試してみる
以下の4ステップの設定をしています。GoogleFromの問い合わせの回答文案を作ってチャットに通知する内容となっています。

Step1 問い合わせフォームを作って紐づける
まず簡単な問い合わせフォームを作りました。

そしてStudio内でそのフォームを選択しています。

Step2 問い合わせが来たらチャットに通知する
Gmail内でチャットのスペースを作って、問い合わせフォームの内容を投げる設定をしています

Step3 Gemに問い合わせ内容を投げて返信文案をつくってもらう
あらかじめGemをつくりました。問い合わせ内容に対して、丁寧な返信文を作るというシンプルなものですが。

そして作ったGemをStudio内で紐づけました。Gem二問い合わせフォームの内容を投げています。

Step4 Gemで生成した返信文面をChatに投げる
最後にGemで生成された内容をチャットに投げています。

実際に問い合わせをして試してみました

感想
AIエージェントって一体何をやればいいのかは悩むところです。ネットで探して購入までできるとか、悪くない気もするけど、あんまり自動になっても楽になる気がしない。個人レベルの購買だとね。
旅の調査からホテルや飛行機の予約の自動化も便利そうだけど、結局、金額とか内容とかちゃんと見たいときは悩ましい。
DIFYとかn8nとかで、ワークフロー組んで色々やるのもすごいけど、それはそれでハードルが高い。
今回のStudioは、GoogleWorkspaceの中をしっかりつないでGeminiも活躍してくれる。グループウェア内でAIが活躍して、カレンダー、チャット、メール、スプレッドシートをつないでくれるのは悪くない気がする。ものすごい画期的な業務効率化ではないけど、ちょっと痒いところは楽にしてくれる気がします。
そんなところで
以下はGeminiにユースケース10選を聞いてみました。
Google Workspace Studio のユースケース 10選
Google Workspace Studio の一般的なユースケースを10個をGeminiに聞いてみました。
1. メール処理の自動化・要約
- 特定の条件に基づくメールの要約とスプレッドシートへの記録:
- 特定の送信者や件名を含む Gmail のメールが届いた際、その内容をAIで要約し、Google スプレッドシートに行として自動追記する。
2. 会議の準備とフォローアップ
- 会議アジェンダの要約と参加者への通知:
- Google Meet の会議の前に、関連するドキュメント(Google Drive 内)からアジェンダを要約し、Gmail で参加者にメール送信する。
3. 未読メールの管理と通知
- 毎日の未読メールの要約通知:
- 毎朝、前日までの未読メールをAIが要約し、Google Chat の特定のスペースに通知を送信する。これにより、1日の初めに重要な対応事項を把握できる。
4. 提案書・文書作成の支援
- 提案書の迅速なドラフト作成:
- 特定のテーマや条件を指示するだけで、Google ドキュメント内で提案書の構成案や骨子をAIが生成する。
5. 顧客コミュニケーションの高度化
- パーソナライズされたフォローアップメール作成:
- 過去の打ち合わせ内容や顧客の情報を考慮し、Gmail で感謝メールやフォローアップメールのドラフトをAIに作成させる。
6. データ収集とレポート作成
- フォーム回答に基づくレポートの自動作成:
- Google フォームへの回答が完了した後、そのデータを基に簡単な分析レポートをGoogle ドキュメントで作成し、担当者へ通知する。
7. タスクとToDoの管理
- 会議の決定事項に基づくタスクリスト作成:
- Google Meet の録画データやトランスクリプトから、決定事項と担当者ごとの ToDo リストを抽出し、Google Keepや他のタスク管理ツールに登録する。
8. 情報検索とナレッジベース活用
- 社内ドライブからの情報抽出:
- 質問を入力すると、Google Drive内の広範な社内文書やマニュアルを検索し、関連情報を抽出・要約して回答する。
9. イベントスケジュール調整の支援
- カレンダーの空き時間に基づいた会議候補日の提示:
- 会議参加者のGoogle カレンダーの空き時間を分析し、複数の候補日を抽出し、Google Chatで提案する。
10. カスタムワークフローの構築
- 外部サービスとの連携を含む複雑な業務プロセス自動化:
- 例えば、Gmailで特定の見積もり依頼が届いた際、その内容を外部のCRMシステムに記録し、社内承認用のGoogle ドキュメントを自動生成して、Google Chatで承認者に通知する。
以上

