飲食業で券売機を買うチャンス〜中小企業省力化投資補助金のカタログが出て、追記され充実してきた。

追記

4/30に製品カタログが追記されました。券売機でいうと、7機種だったものが15機種に増えてカタログも分厚くなってきましたね。しかし種類が増えるとまたその中で選定するのも大変になりますね。なお5/4時点でまだスケジュールは発表されていませんでした。

中小企業省力化投資補助金で省力化のハードが補助付きで購入できる

4月はじめに中小企業白書2024年の概要版が発表されましたが、その中でも省力化投資の扱いは大きく取り扱われていました。その補助金である中小企業省力化投資の補助金サイトがすでに公開されています。そして4/15にカタログも公開されています。

事前に登録された省力化に役立つハードの一覧がカタログに載っています。もちろん掲載されているハードしか購入することはできません。省力化するから補助金ください!ではなくて、決まったものしか購入できません。

https://shoryokuka.smrj.go.jp
中小企業省力化投資補助金のサイト

申し込みの流れ

ながれはIT導入補助金と似た感じですね。他の持続化補助金のように先に申請を書いてそれから購入するものを決定するのではなく、先に購入するロボットを決めて、販売事業者と一緒に申請する流れですね。

しかしカタログから選んでハードを買うわけだから、落ちることはあるのでしょうか?

もちろん事業者の実態がないとか、出すべき資料を出さないとかであれば、落ちるんでしょうが、真っ当な事業者が真っ当に申請したら落ちる理由は見当たらない気がするのですが、どうなのでしょうね。

ロボットを最近良く見かけますね

清掃ロボットとか配膳ロボットは最近ファミレスなどでよく出会いますね。だいぶ定着してきて、店舗運営が効率化しているように見えます。

とはいっても、小規模企業の飲食店などでは導入するほどではないケースが多く、省力化投資事業もあまり活用できないかなあ、と感じていましたが・・

4/15に省力化投資事業のカタログが出ました。

小規模飲食店でも券売機を導入したいお店は結構いまだに多いでのはないか?

これでみると、券売機とか小規模飲食店でも導入するチャンスではないでしょうか?

現在、カタログには7個の券売機が掲載されており、高機能でお高そうなのもありましたが、これとかお安そう・・・(見た目で判断

ネットで価格出てるところを探してみました

あ、結構、値段はりますね。。。半額補助で30万円。でも人手不足でホールスタッフを採用できなくて苦しんでいる場合は、導入してみる価値がありそうですね。なお価格は、Googleで検索して出てきたものを掲載しているだけなので、本来の価格はメーカに確認することになります。

ああでもこれキャッシュレス対応じゃなさそうですね。どうせ導入するならキャッシュレス対応のものにしたいですね。

なお補助率は1/2です。

従業員規模によって補助上限額は変わりますが、補助率は1/2ですね。

申請のスケジュール感

申請して審査は一ヶ月くらいなんでしょうか。それから12ヶ月以内にハードを導入し、導入が終わったら実績報告を一ヶ月くらいで実施して、それからようやく補助金の入金です。後払いです。効果報告はやっぱり5年ですね。

補助金採択されるためのポイント

以下の公募要領の引用をしておきます。本当に省力化できるかを明確にしないといけないですね。そして省力化することで新しい高付加価値な仕事にシフトするのかという2点がポイントになりそうです。

あとは例によって、賃上げしているか、これからするか、といったあたりでしょうか。

(1)事業計画に記載の省力化の効果が合理的に説明されており、省力化への投資により高い労働生産性の向上が期待できるかどうか。また、既存業務の省力化により新しい取組を行う・高付加価値業務へのシフトを行うなど、単なる工数削減以上の付加価値の増加が期待できるか。
(2)大幅な賃上げによる補助上限額引き上げの適用を含め、賃上げに積極的に取り組んでいる、あるいは取り組む予定であるかどうか。

公募要領より

公募スケジュール

4/18時点ではスケジュールは未公開でした。また公開されたら記載します。

補助金代行コンサルタントは全く必要ないでしょう

このカタログから選ぶだけの補助金で、申請代行して中抜きをしようとするコンサルタントは雇う必要はないと考えます。もちろんね、申請書も簡単そうだし。さらにいろんなものが購入できる補助金制度では、実績報告が大変になることもありましたが、省力化投資はカタログから選ぶだけで、実績報告も他の補助金に比べるとかなり楽になっていると思われます。(まだ確認はしていない)

制度のことをもっと理解したいヒトは公募要領を読むことをおすすめしますが、もちろん公的機関に相談するのもありですね。商工会・商工会議所など。

事業者の方は、制度を把握したら、カタログから買いたいハードを見つけたら直接メーカに連絡して補助金相談をしましょう。余計な人間を挟むと、中抜きされるだけですからね。

飲食店で働く猫型ロボットのイラストを描いてください

お料理ロボットですね。今回はお料理ロボットはカタログに入っていないですが、将来登場するのでしょうか。

そんなところで

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Posted by tomoyamurakami