生産性特別補助金〜IT導入補助金の名前が2019年は変わる?

2020年1月12日

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来年度といっていいのか、平成31年度というのか、2019年度と言っていいのか悩ましいところですが、もうこの際、2019年度の補助金って言うことで、対象年の話は統一したいですね。

みなさんも情報を見るときは、いつの話をしているぺーじなのかよく確認してくださいね。私のページの古いIT導入補助金のページもそこそこ見られてますが、もう古い情報ですからね。

消せよ−、修正しろよ−と言われそうですが、なかなか過去のブログをメンテナンスしていくのは大変なので、新しい記事で書いてしまっています。

ということで(^^; 2018年度の2次補正予算案で、IT導入補助金等の内容が徐々に明らかになってきたので記載します。

経済産業省・中小企業庁が2018年度第2次補正予算案で、中小企業・小規模事業者を対象にした「生産性特別補助金」を創設し1000億円規模を盛り込むことが明らかになった。中小企業の設備投資を促す「ものづくり補助金」を中心に「IT導入補助金」「持続化補助金」の3本柱を統合して大規模予算を投じる。

1.ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業 (補助上限額:1,000万円、補助率1/2)

  • 中小企業・小規模事業者等が行う革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセ スの改善に必要な設備投資等を支援します。
  • 小規模な額で中小企業・小規模事業者等が行う革新的なサービス開発・試作品 開発・生産プロセスの改善を支援します。(設備投資を伴わない試作品開発も支 援)(この場合の補助上限額は500万円。また、小規模事業者の場合は補助率 2/3)
  •  スマートものづくり応援隊、ITコーディネータ、ロボットシステムインテグレータ、 技術士等、事業の遂行に必要な専門家を活用する場合は、補助上限額を 30万円アップ
  •  先端設備等導入計画の認定又は経営革新計画の承認を取得して一定の 要件(※)を満たす者は、補助率2/3
    ※労働生産性年率3%以上向上を含む経営革新計画または先端設備等導入計画 を2018年12月21日以降に申請し、承認・認定を受けた場合

2.小規模事業者持続的発展支援事業 (補助上限額:50万円、補助率2/3)

小規模事業者が商工会・商工会議所と一体となって取り組む販路開拓や生産性向上の取り組みが支援されます。
なお、複数社が連携体共同設備投資等は補助上限が500万円となります。50万円が10者で取り組むイメージですね。
その他、展示会開催の支援も含まれます。

3.サービス等生産性向上IT導入支援事業 (補助上限額:450万円、補助率1/2)

  • 中小企業・小規模事業者等の生産性向上を実現するため、バックオフィス業務の効 率化や新たな顧客獲得等の付加価値向上(売上向上)に資するITツールの導入 支援を行います。
  • 小規模事業者が商工会・商工会議所と一体となって取り組む販路開拓や生産性 向上の取組を支援します。
  •  複数社が連携した共同設備投資等は補助上限500万円(50万円×10者)
  • 展示会開催支援

ということで、IT導入補助金は 一昨年が150万、そして去年が100万の上限となり、今年は450万円になります。

これは去年、なかなか予算消化が進まなかったからでしょうね。

100万円以下だと、Webサイト作る申請が多かったんじゃないかと推定します。もちろんWebサイト作るのもいいのですが、生産性を向上させるためには、Webよりシステム導入のほうが本丸なはずです。

しかし、100万だとちょっと大きいシステムだと足りないんです。もちろんクラウドサービス月額で1年分だけの補助金で負担してもらうというのもあるでしょうが・・ちょっと足りない。

そういう意味では 3倍の450万円になって、ちょっと大きいシステムに使えるのはありがたいですね。

下限はまだ発表されていませんが、いくらなんでしょうね。 去年は 30万円(15万円補助)でした。

そんなところで。引き続き、こちらのページでの情報発信を続けたいと思います。

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Posted by tomoyamurakami