日本の未来が不安になる「未来人材ビジョン」
木下さんのVoicyを聞いて、 未来人材ビジョン (経済産業省 R4年5月) を読んでみました。
中スキルの仕事は減った
なかなか、仕事を低スキル、高スキルとわけるのもなんですが、中スキルの仕事が減っているのはグラフによく現れていますね。
今後も低スキルの仕事と、高スキルの専門職が増えていって、2極化ということになるのでしょう。当然賃金も2極化がより進んでいくわけですね。低スキルというのが、実は低賃金の仕事という印象もあります。
高スキルとは
高スキルとはなんなんでしょうね。問題解決力ではなく、問題発見力ということなんでしょうか。昔から言われることではありますが。
日本の会社員は忠誠度は低い
日本って会社への忠誠心が高いと言われていたのは今や昔・・・ 世界レベルで最低のエンゲージメントですね。
なお、「エンゲージメント」は、人事領域においては、 「個人と組織の成長の方向性が連動していて、互いに貢献し合える関係」といった意味で用いられる、とのことです。
会社と個人が同じ方向を向いていない時代になっていますね。特に日本は。
働いても報酬が上がらないから、同じ方向を向かなくなったのでしょうか。昔は向いていたんでしょうかね。
今の会社で働き続けたい人も日本は少ない
今の会社が嫌と感じている割合は日本は高いですね。つかトップクラスに働き続けたくないのですね。
なのに、転職や起業したい人は少ない
今の会社で働き続けたくないなら、転職や起業をすればいいじゃない、と思いますが、転職や起業したい人の割合も低いという謎JAPAN! なんでやー
インドは働き続けたいが86%なのに、転職意向があるひとが52%ということで、こっちも矛盾している気もしますが、こっちのほうが良い矛盾な気がします。
なぜなら転職しても給料が増えないから?
なんで転職しないのよ!と思ったら、転職しても給料が増えないからですかね。なんでやー。
転職して給料が増えたのが23%って そんなに低いのですね。。
人に投資しない企業と、自己投資しない社員
なにか、ビジネス書のタイトルみたいですが、企業は人材育成に投資をせず、社員は自己啓発をしない割合も各国に比べて高すぎる。
結構、周りのみんなは勉強していた気もするんですがね。決して、本業と違う勉強だけが自己啓発ではなくて、本業につながる勉強も自己啓発なのですが、そのあたりをカウントにいれてないのかしら。
そんなに皆勉強していないのでしょうか。日本。
それぞれみんなが将来を見越して、勉強していかねばなりませんが、企業の方もどの方向に育成していくのかを考えねばなりませんね。
そんなところで