鍋料理は終わったのか〜コロナ前後の売り上げの比較

引き続き、緊急事態中で、飲みに行く機会はありません。というか、もともとほとんど飲みに行かないので、自粛しているという心持ちではありませんが。

V-RESASでは2019年比でデータをグラフ化してくれています。通常データは前年比何%という表示の仕方が多いですが、2021年のデータはコロナで大きく影響受けた2020年と比較しても、あまり意味がありません。

2021年のデータも2019年対比で比較してくれるV-RESASは現状がよく見えていいですね。

全国の飲食店の売上状況

地域差は多少タイムラグがあったりしますが、どの地域でも大きく落ち込んでいるのには変わりないですね。飲食全体の括りでは、それほど地域差は見いだせません。しかし、同じ飲食でも業種・業態によっては、地域差がありそうです。次以降の図表では都道府県単位の図表を見ていきます。

東京都の飲食店の状況

東京でも、もちろん多くの飲食業がマイナスの状態のままです。ただ、飲食でも業態によって落ち込みは変わっています。ファミレス・ファーストフードはプラスの時期もあり比較的影響が小さそうです。

一方で、居酒屋・バーは低調ですし、中でも一番のマイナスは鍋料理です。

そうですね。みんなで同じ鍋をつつくという風習は今後廃れていってしまうのかもしれませんね。家族ならまだしも、たまに会うくらいの人なら、鍋をやるにしても、一人鍋セットというのが標準の世界が来そうですが、それはそれで、お店側の準備も大変になり、どこまで実現できるものか不安が残ります。

富山県の飲食店ジャンル別売上(コロナ前との比較)

と思いきや、他の都道府県を見てみると、鍋料理が一番落ち込んでいるということはありませんでした。むしろ富山県なんて、プラスの期間も多いし。他の飲食店より善戦しているのではないでしょうか?

青森の鍋料理

青森は、むしろ、飲食の中で好調なのは唯一、鍋料理ではないでしょうか。最初の緊急事態以外はプラスの期間が多いですね。

この都道府県による差はなんでしょうかね。都会部の混み合った狭い鍋料理屋さんは敬遠される可能性が高いが、ゆったりとしたお店が多い地方部では、鍋料理の文化は継続されていくのでしょうかね。

鍋料理を一番食べる県は?

知らなかったですが、鍋料理は関西や四国が強いのですね。

私の地元は大阪ですが、たしかに冬は毎晩のように鍋で、「また今日も鍋なん?」と、おかんにクレームを入れていたのを思い出しました。

香川の鍋料理の売上は

そんな鍋料理消費1位の香川県の鍋料理の売上は低調ですね。ただ他の飲食店業態より落ち込んでいるというわけではないですが。

都心以外の鍋料理は好調なのかも・・・という仮説はどうやら外れのようです。

都市部と地方部の差、地域差による食の好みの差が鍋料理にも大きな影響を与えてそうですね。

そんなところで。