プレミアム商品券狂奏曲がはじまります!

中小企業診断士の村上です。

さまざまな自治体でプレミアム商品券の発売が始まりました
プレミアム商品券とは、需要の喚起ののため、1万円の商品券を購入すると例えば2000円分プレミアムがついて、1.2万円の買い物ができるというものです。使えるお店は限定されており、地域の商店街限定で販売されれば、地域の商店街の売上が上がるという寸法です 。
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このプレミアムの額は自治体によって決めることができます。予算の額は決まっていますので、プレミアムの比率を高くすると発行枚数は少なくなります。だいたい20%のところが多いです。

東京の江東区ではなんと30%のプレミアム! 一人10冊までですから、10万円だせば13万円の商品券が購入できます。
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また、バラマキかよ!と突っ込みたくなりますが、もうばら撒かれることは決まっているので、せっかくであればうまく活用したいところです。企業としても消費者としても。

こういった商品券は、商店街連合会などが発行の任務を負って、地域の中小企業店でしか使えない!というケースが多かったですが、今回はイトーヨーカードーなどの大型店でも使えます。(負担金など、スーパー側が負担した場合)

地域振興のために配布されていた商品券で、中小企業者優先だったものが、そうでなくなったわけです。ということはこのままいくと、多くの場合は大型店で使ってしまう消費者が多いのではないでしょうか? 

「商店街だと買うものがないから商品券購入しなかったけど、ヨーカ堂とかドンキでつかえるなら買っちゃおう!」と

今回のプレミアム商品券は、商店街などの中小企業者は手をこまねいていると、なんのメリットも受けられない可能性があると言えます。

プレミアム商品券をどう活用してもらおうか、全国各地でいろんな工夫がなされています。
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中小企業者と言うより、やはり規模の大きめのところの対策が目立ちますね。

井筒屋でもこんなかんじで早くも売り切れ・・・井筒屋で商品券を買ったからといってそこで使わないといけないわけではないでしょうが、やはり商店街で使うのではなく、井筒屋で使ってしまうのではないでしょうか?
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需要の先食いになるだけで波及効果が少ない、地域間での需要の奪い合いになって全体として効果が少ない!と批判の大きなプレミアム商品券ですが、やるからには中小事業者も地域の中で需要を奪う側になって、しっかりと収益を確保する取り組み・企画の準備が求められますね。

ちなみに私の住んでいる川崎市は9月から発売開始。
まだ準備をする時間は十分にあります。

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そんなところで。