岩崎尚人「老舗の教え」
2009年95冊目
「老舗の教え」神田良 岩崎尚人著
作問委員の岩崎先生の1996年の本ですね。
色々と各社の社是というか、家訓とかが面白いですね。
『昨非今是を問う』 京都鳩居堂
環境変化が大きい現在、昨日非としたことが今日には是と思える様を示す。
『毫釐千里の教え』 虎屋
はじめはわずかな違いであってもついに大きな違いが生じる。大きな変化の
方向性を見据えて、小さな変化を積み重ねていくとが変革を実現する上では
重要である
『随処為主の教え』 月桂冠
主体的に行動すればどこでも真実の道につながる。
環境や境遇に左右されることなく、常に主体性を持つことが重要である。
『金剛不壊を超える』
老舗とは決して壊れないダイヤモンドのように頑なに伝統を守ることではなく
今号ですら超えることにある
変わらないこと、より、以下に変わっていくかに重点が置かれています。
変わり続けること、しかし、老舗の味の範囲の中で変わっていくという非常に大きな制約があるのですね。
H21の本試験でも、老舗が問われましたね。企業経営理論
正解はイでしたね。
「老舗の教え」からすると、 オ も 不適切ではとも思ったりしますが・・・
長寿企業≠老舗 なのか?? うーん。長寿企業と言っても、統計上は変われていない企業が多いということでしょうか?? そうしたら生き残っていない気もしますしね。
ま、老舗企業は2次に向けても要チェックですね!?
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