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情報処理技術者試験が変わる〜データマネジメント試験の登場

2027年新しいデジタル資格

デジタル資格が変わる!?

IPAのデジタル関連の資格が2027年から変更されそうです。

経済産業省のプレスリリースなどは発見できていませんが、事前のワーキンググループの報告書などが元になっているようです。まあでもこれは去年5月ですが。(画像クリックでPDFに飛びます)

Society5.0時代のデジタル人材育成

このあたりが資格の分類になっていくのでしょうか。

ビジネス領域、エンジニアリング領域、デジタルリテラシー領域に分かれるようです。

主な変更点

全面的にコンピューター試験になるのですね。たしかにもう鉛筆で回答している場合ではないと思います。

そして、3つのスキル領域に分かれます。NWやDB、PMはなくなるのか。わたしはNWネットワークスペシャリスト持ってたので、ちょっと残炎ですが。

システム、データ・AI、マネジメントの3つの領域に集約されるのですね。ん?

経済産業省の資料では、ビジネス分野かと思いましたが、こっちの3つなんでしょうか。

フルスタック人材を目指すのはハードルが高そうですね。。ネットワークだけわかっている、インフラだけわかっていると言うだけでは足りず、みんながデータ分析を含めた視点を持てということでしょう。言うは易しですが。

新しい体系

システムやマネジメントは前からありました。データについてはデータベースがあったわけですが、今回はデータ・AI領域ということで、データ活用や分析に重きをおいてきました。

非エンジニアリングの体系

ITパスポートの次が確かになった気がします。もうそこからはIT系の人間の資格ばかりですものね。そこにデータマネジメント試験、デザインマネジメント試験ができるのでしょうか。

情報処理技術者試験の抜本的再編(2026-2027年度)に関する解説

経済産業省および情報処理推進機構(IPA)は、2027年度を目途に情報処理技術者試験の大規模な再編を計画しています。本計画の主な目的は、現行の「応用情報技術者試験(AP)」と9つの「高度試験」を統合し、「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」として3つのスキル領域に再編することにあります。

この変更は、従来の職種に基づいた資格認定から、より広範な実務スキルベースの評価への転換を意味しています。IT業界内だけでなく、あらゆる企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を担う人材を育成することが狙いです。

また、再編に先立ち、2026年度からは応用情報技術者試験や高度試験がCBT方式へ移行します。「データマネジメント」や「デザインマネジメント」といった新試験の検討も進んでおり、ITスキルが全ビジネスパーソンに求められる時代の要請に応える内容となっています。

1. 2027年度からの試験制度再編の概要

今回の再編案は、2009年以来、約18年ぶりの大規模な刷新となる見込みです。

1.1. 応用情報技術者試験・高度試験の統合

再編の最大の柱は、現在のレベル3(応用情報)とレベル4(高度試験)を統合することです。

  • 新試験体系: 「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」という新しい枠組みに集約されます。
  • 構造の変化: 従来の「ピラミッド型」から、スキル領域を横断的に評価する体系へと移行します。
  • 目的: 特定技術に特化した人材だけでなく、複数の領域を横断的に理解できる「フルスタック」に近い人材の育成を目指しています。

1.2. 新設される3つのスキル領域

新試験は、以下の3つの領域で構成される案が示されています。

領域名内容・対象となる現行試験(推測)
① マネジメント・監査領域プロジェクト管理、ITサービス、システム監査など、組織を「動かす側」のスキルを評価。PM、SM、AU、STなどが該当。
② データ・AI領域データベース技術を基盤に、AIやデータ利活用を加えたスキルを評価。エンジニアだけでなくビジネス職も対象。
③ システム領域ネットワーク、組込み、アーキテクチャなど、システムの設計・構築スキルを評価。NW、ES、SAなどが該当。

1.3. 「フルスタック認定」と新試験区分

3領域すべてに合格した者には、「フルスタックエンジニア相当」としての認定が検討されています。また、非エンジニア向けの新たな試験も検討中です。

  • データマネジメント試験(仮称): ITパスポートの次のステップとして、企業データの整備・管理を担う人材を育成します。
  • デザインマネジメント試験(仮称): ユーザー中心の価値創造ができる人材を育成します。

2. 再編の背景と目的

デジタル社会の急速な変化に対応するため、人材評価の基準が大きく変わろうとしています。

IPA担当者の指摘

「AIの高度化により1人の技術者が広範な領域を担えるようになり、従来の細分化された人材像はなじまなくなってきている」

これまではIT業界のエンジニアが主な対象でしたが、今後は「全産業でビジネス変革をリードする人材」へとターゲットを広げ、職種名ではなく「実際に何ができるか」というスキルそのものを評価する仕組みへとシフトします。

3. 既存試験への影響と継続性

すべての試験が統合されるわけではなく、役割に応じて存続するものもあります。

  • 情報処理安全確保支援士(SC): 国家資格としての法的性質が異なるため、現行制度のまま存続する可能性が高いです。
  • 基本情報技術者試験(FE): エンジニアの土台として維持されますが、より実務的な内容へ変更される可能性があります。
  • ITパスポート試験(IP): AI時代の倫理やデータマネジメントを強化する一方で、詳細な開発知識は縮小される方向です。

4. 2026年度からのCBT方式移行

2027年度の制度再編に先立ち、2026年度から試験の実施方式が大きく変わります。

  • 実施方式: ペーパー方式から、パソコンで解答するCBT方式へ移行。
  • 試験日: 年2回の固定日から、期間内に受験者が日を選択する方式へ。
  • 科目名称の変更:
    • 午前 → 科目A
    • 午後 → 科目B
    • (午前Ⅰ/Ⅱは「科目A-1/A-2」、午後Ⅰ/Ⅱは「科目B-1/B-2」へ)

5. 受験者が取るべき戦略

大きな変化を前に、受験者はどのように備えるべきでしょうか。

  1. 学習の継続: 制度が変わっても、ネットワークやセキュリティなどの基盤技術の本質は変わりません。今の学習は必ず新制度でも活かされます。
  2. 現行制度での合格: 新制度移行時には、現行資格保持者への免除措置が設けられる可能性が高いです。「取れるうちに取っておく」のが最も確実な戦略です。
  3. 公式発表の注視: 2025年中にシラバス、2026年夏頃に新試験の詳細が公表される予定です。IPAの発表を継続的にチェックしましょう。

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Posted by tomoyamurakami