中小機構から「デジwith」がスタート

昨年からの変化
中小企業庁が「ミラデジ」を作っていました。現状のデジタル化を診断してくれるもので、IT導入補助金の加点要素となっていました。しかし、登録が必要でしたし、デジタルと関係のない質問も多くて、何のための診断かわからないサービスとなっていました。IT導入補助金を申請する人以外は使っていない仕組みとなっていました。失敗だったと言っていいでしょう。そのため、1年で「みらデジ」は終了し、今回の「デジWith」が登場したわけです。
ただ「デジWith」はブランド名は新しいですが、中身自体はもとからあったものが中心です。
「IT戦略ナビ」があり現状のデジタル化状況を診断、提案してくれるサービスで、「みらデジ」よりはよっぽどよくできていました。3年くらい前から提供されていますしね。なのに、なぞの「みらデジ」が登場して・・・二重行政のさいたるものですね。後からできたほうがよりよいサービスだったらまだしも、後発でショボかったので、どうしようもなかったですね。ということで仕切り直しで、「デジWith」スタートです。
デジwith
デジWith自体は昨年までのITプラットフォームと呼ばれていたものの名称を再統合したという感じです。
包含されるサービスは、ここからアプリ、IT経営サポートセンター、IT導入補助金、e-biz、その他と昨年来のサービスが並びます。そしてIT戦略ナビは IT戦略ナビwithとなりました。
戦略ナビで現状のデジタル化状況を確認して、IT戦略マップを作ります。これがIT導入補助金の加点要素となります。
そしてIT経営サポートセンターでオンラインでIT化の相談ができます。
ネットショップのことなら、e-bizで確認できます。越境ECとかECの売上アップ系の講義動画がたくさん並んでいます。
そして実際にアプリを探すのなら、ここからアプリです。いろんな事業者がどんなアプリを入れて、どんなふうに導入されたかなどの事例が豊富です。

そんなところで