中小企業診断士の理論政策研修をインターネットで今年も自宅受講

中小企業診断士の村上です。

今年度は診断士10年目なので、2回めの更新準備を進めねばなりません。実習ポイントについては、窓口相談を担当している公的機関で、30ポイント発行して頂けるので、安心ですが、理論研修は毎年受けねばなりません。そう思いつつも、前回更新直後は、さぼってしまい、今年に3回受けないと要件を達しません。

先日は、実際に会場に出向いて、経営教育研究所の山口さんの研修を受けました。ストーリーで学ぶ競争戦略のテーマでしたが、めちゃ面白かったです。 早速、実際の企業さんで、わたしもストーリー競争戦略を使ってみました。・・・なかなか山口さんのように華麗には行きませんでしたが、役立てられる局面はきっとあると思います。

理論研修と言いつつ、こういった、実践的なことを教えて頂けるのは、本当にありがたいですね。平日の夜開催というのもありがたかったです。18時半から終わったら22時半と、遅くて、周りの人と飲みに行く余裕はありませんが(^^; その日を効率的に活用できるっていいですね。

インターネット理論研修

と、毎回、理論研修の場に伺って、普段交流できない他の診断士の方々と会うのも魅力的ななのですが、どうしても時間が足りないこともあります。私みたいに、1年に3回受けなきゃあ・・となると、インターネット受験は非常にありがたいです。ということで、去年に引き続きうけてみました。実践クオリティシステムさんのやつです。

カリキュラムはこんな感じ。

今年の白書ピックアップがWebでまとめられており、それを読みながら進むだけです。

それが終わると、課題について、900−1200文字で、ミニ論文を書いて提出することになります。今年の課題は、ここには掲載しませんが、去年受けたときは以下のような課題でミニ論文を書きました。(3つくらい選択肢があって、そこから1つ選ぶを2回やります)

去年の課題

去年の小規模白書では、フリーランスが取りあげられていました。そのため、フリーランスについての将来像を書けという課題でした。

小規模企業白書第3章「新しい働き方:フリーランス」を踏まえ、国民の意識の変化との関係で、あなたの考えるフリーランスの将来像を1,000文字程度で述べてください。なお、フリーランスの具体的な領域(例えば、SE、ウエブデザイン、翻訳など)を絞ることが望ましいです。

回答例

去年書いたミニ論文は以下のようになりました。 1,004文字!

 


図のフリーランスが事業を営んでいる職種としては、士業そのものも含まれるべきであろう。税務や、労務といった専門知識を活かして、仕事を行っている。しかし、士業や他のフリーランスに求められるのは、専門知識だけの提供ではなくなる時代が近づいている。多くの士業やフリーランスはAI(人工知能)に置き換えられる職種に挙げられ、知識だけは将来的にはAIに対抗するのは難しい。

一方で、中小企業診断士の資格はAIに置き換えられにくいとされている。これは、知識ではなく、思考が重要と認識されているからである。幅広い知識を持つこと自体はコンピューターが最も得意とするところで、その知識をベースに思考し、いかに価値を産んでいくか、そして、いかにわかりやすく事業者に伝えていけるかが、今後残っていける中小企業診断士、ひいては、士業やフリーランスの最大のポイントであると考える。

続いて、図に登場した、ITエンジニアとデザイナーについても考えを記載する。

フリーランスの、最大勢力は、ITエンジニアであることは今後も続くであろう。各事業者に求められる個別のシステム開発は、なかなか定型化されるものではない。一方で、ホームページ作成や給与計算などの定型に近いIT分野は誰にでもできる分野になりつつあり、フリーランスとして生き残るには、技術だけではなく、その上流への進出が求められる。すなわち、HPであれば技術によって製作するだけではなく、マーケティング戦略の立案から携わって顧客をサポートできることが求められる。

さらにデザイナーは、東京オリンピックロゴの問題もあり、難しい状況に置かれるであろう。デザインだけではなく、マーケティングも含めた提言を出来るクリエイティブも求められているが、一方で、広告代理店にありがちな、マーケティングだけでクリエイティブ力が弱いのも問題であろう。フリーランスとしては、クリエイティブ力を備えた上で、いかに上流のマーケティングに進出できるかが課題となる。

 

◯まとめ

フリーランスはどの職種でも同じ問題を抱えているといえる。知識、技術だけでは生き残れない。一方で、上流だけでは、大規模会社に所属する同一職種と闘うのは苦しい。マーケティングからIT、人事戦略から労務といった一貫した提案力・実行力がある、フリーランスだけが生き残っていくはずである。そして中小企業診断士も上流だけではなく実行面も合わせて支援できる人材が残ると考える。


今年は、だいたい、1000文字書いて見直してで、1時間くらいでしょうか。2問あるので、2時間。 その他テキストを読むのに30分くらいでした。 今年は白書を事前に読んでいたいので、テキスト読む時間は短かったです。

そして何より、出かけなくて、夜、作業ができてしまうのがステキですね。効率化。

おっと、課題は提出しましたが、一応、しばらくて、合否が通知されます。合格できれば、1回分の理論研修が完了となるわけです。 一度受けてみると

そんなところで。