事例Ⅳ(財務・会計)
経営分析、損益分岐点(CVP)、意思決定会計(NPV)、キャッシュフロー、資本コストに関する重要用語を解説します。
全 25 用語
- 1 経営分析 財務諸表の数値を比率に加工し、収益性・効率性・安全性などから企業の状態を診断すること。
- 2 収益性分析 売上や資本に対しどれだけ利益を上げているかを見る分析。利益率・資本利益率など。
- 3 効率性分析(回転率) 資産をどれだけ効率的に使って売上を生んでいるかを、各種回転率で見る分析。
- 4 安全性分析 支払能力や財務体質の健全性を見る分析。流動比率・自己資本比率など。
- 5 生産性分析 投入した経営資源(特に労働)あたりどれだけ付加価値を生んだかを見る分析。
- 6 損益分岐点(CVP分析) 売上高と費用が一致し利益がゼロになる売上高。費用を固定費と変動費に分けて分析する。
- 7 限界利益・変動費率 売上から変動費を引いた限界利益と、売上に占める変動費の割合(変動費率)。
- 8 安全余裕率 現在の売上が損益分岐点をどれだけ上回っているかの割合。売上減少への耐性を示す。
- 9 営業レバレッジ 固定費の割合が高いほど、売上変動が営業利益の変動を増幅させる度合い。
- 10 正味現在価値(NPV) 投資が生むキャッシュフローを現在価値に割り引き、投資額を差し引いた価値。
- 11 内部収益率(IRR) NPVがゼロになる割引率。投資の利回りを表し、資本コストと比較して判断する。
- 12 回収期間法 投資額を何年で回収できるかで評価する簡便な方法。
- 13 差額キャッシュフロー ある投資・意思決定を行う場合と行わない場合の差として生じるキャッシュフロー。
- 14 埋没原価(サンクコスト) すでに支出済みで、どの意思決定をしても取り戻せない過去の費用。
- 15 機会原価 ある選択をしたことで、断念した最善の代替案から得られたはずの利益。
- 16 貨幣の時間価値・現在価値 今の1円は将来の1円より価値が高いという考え方と、将来額を現在価値に換算すること。
- 17 加重平均資本コスト(WACC) 負債コストと株主資本コストを、資本構成で加重平均した企業全体の資本コスト。
- 18 キャッシュフロー計算書 一定期間の資金の流れを、営業・投資・財務の3活動に分けて示す財務諸表。
- 19 フリーキャッシュフロー(FCF) 企業が自由に使える資金。営業CFから事業維持に必要な投資を差し引いたもの。
- 20 運転資本(運転資金) 事業運営に必要な資金。おおむね売上債権+棚卸資産−仕入債務で表される。
- 21 セールスミックス(最適製品組合せ) 制約条件のもとで利益を最大化する製品の販売量・構成の組み合わせ。
- 22 為替予約・デリバティブ 将来の為替レートを予約するなど、価格変動リスクをヘッジする金融手法。
- 23 自己資本利益率(ROE) 株主が出資した自己資本に対し、どれだけ純利益を上げたかを示す指標。
- 24 減価償却とタックスシールド 減価償却費は現金支出を伴わないが、損金算入により税金を減らす効果(節税効果)を持つ。
- 25 企業価値評価(DCF法) 将来生み出すフリーキャッシュフローを資本コストで割り引いて企業価値を算定する方法。