貧しくて怨む無きは難く、富みて驕るなきは易し

貧しくて怨むなきは難く、富みて驕るなきは易し

論語
まずしくてうらむなきはかたく、とみておごるなきはやすし


(意味)
貧しい時にその貧しさを他人のせいにしないのは大変に難しいことである。
一方裕福になったのに奢らないのは易しいことである。

「貧すれば鈍する」の一方で、「武士は食わねど高楊枝」という言葉もある。
不遇な状態におかれるほど、みじめな状況をなげき、人を怨み、天を怨みがちである。

「劣等感」と「優越感」とはどちらのほうが人間性をダメにしてしまうか?

劣等感をばねに、より大きな人間になれるか!?

いずれにせよ、劣等感も優越感も他人に着目し、他人と比較することによって生まれる感情であるため、もっと自分自身を見つめる必要があるんだろうと思う。

 


 

先日、格差問題の番組をNHKでやっていたが、モノポリーを体験させる実験をやっていた。モノポリーはサイコロを使ったボードゲームで、不動産を売買しながら資産を増やしながら相手を破産させる。

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実験の前提として、片方はサイコロを2個使い、もう1方はサイコロ1個でゲームを始める。そうすると、サイコロの数字が大きい方が有利なので、2個使うユーザが絶対に勝つわけだ。最初から勝敗がわかっているが、ゲームが進むに連れて、サイコロ2個使うユーザ(富者)は、相手(貧者)に対して横柄になっていく。

「君の不動産、しかたないな、買い取ってやろう。」
「あれ、もう君、資産ないの?」


まさに、「貧しくて怨む無きは難く、富みて驕るなきは易し」
富みて、驕らない人ばかりであれば、格差問題は解決するのかな。

ビル・ゲイツとかザッカーバーグのように突き抜けて富が貯まれば、社会貢献欲も高くなるんだろうけど、中途半端に富みた層がそういった意識を持てるかにかかっているのだろうか。

そんなところで。