R08年度 F 経営情報システム
NFCの特徴と応用
無線通信技術は、日常生活のさまざまな場面で活用されている。そのような無線通信技術の 1 つに NFC がある。NFC の特徴や応用例に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#ネットワーク
RAIDの種類
データの信頼性向上やアクセスの高速化を目的として、複数の HDD や SSD を組み合わせ、RAID を構成することがある。RAID に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#ハードウェア#システム性能・信頼性
仮想化技術の種類
仮想化技術は、種々の物理的なコンピュータ資源に対して用いられている。仮想化技術に関する記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。a 1 台のコンピュータに複数の OS を導入しておき、コンピュータの電源投入後、OS を 1 つだけ選択して使用できるようにする技術。b サーバ上にユーザ専用の仮想マシンを割り当て、ユーザが社内だけでなく、自宅や外出先にある端末からネットワーク経由でデスクトップ環境を利用できるようにする技術。c コンピュータの処理時間を短い時間単位に分割し、CPU などの資源を複数のユーザやタスクに割り当てることで、連続的・並行的に処理が行われているように見せる技術。d 複数の物理ストレージ装置を論理的に統合し、 1 つの記憶領域(ストレージプール)として管理する技術。
#ソフトウェア・OS#ハードウェア
ニモニックコード
入力・検索・集計などの処理の効率化とデータの統一的な管理のために、使用するコード体系や表記ルールを定めておく必要がある。ニモニックコードに関する記述として、最も適切なものはどれか。
#システム開発#経営情報・IT戦略
UX/UIの用語
利用者視点に立った Web サイトを設計・開発することは重要である。UX/UI に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#Web・インターネット
クラウドサービスの責任範囲
中小企業においてクラウドサービスの活用は有効な施策の 1 つである。クラウドサービスの利用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#経営情報・IT戦略#ネットワーク
正規化(第2正規形)
次の表A~Dのうち、第 1 正規形であるが第 2 正規形ではない表の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。項目名の下線は、その項目が主キーであることを表す。また、研修 ID、部署 ID、メンター社員 ID に対して、それぞれ、研修名、部署名、メンター社員氏名は、一意に定まるものとする。
#データベース
SQLのGROUP BYと集計
ある小売店では、以下に示す「販売記録」表を用いて販売管理を行っている。
顧客や商品の販売傾向を分析するために、この「販売記録」表からいくつかの表を作成する SQL 文を考えた。次の SQL 文①と SQL 文②に対する説明文a~fの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。【SQL 文①】SELECT 顧客 ID,SUM(販売金額) AS 合計FROM 販売記録 GROUP BY 顧客 ID ORDER BY 合計 DESC;【SQL 文②】SELECT 商品 ID,COUNT(顧客 ID) AS 総数FROM 販売記録 GROUP BY 商品 ID ORDER BY 総数 ASC;[説明文]a 顧客 ID、および顧客 ID ごとの販売金額の合計を、合計額の小さい順に表示する。b 顧客 ID、および顧客 ID ごとの販売金額の合計を、合計額の大きい順に表示する。c 顧客 ID、および顧客 ID ごとの販売商品数の合計を、合計数の多い順に表示する。d 商品 ID、および商品 ID ごとに販売したユニーク顧客数(同一顧客 ID の重複を除く)の総数を、総数の多い順に表示する。e 商品 ID、および商品 ID ごとに販売したユニーク顧客数(同一顧客 ID の重複を除く)の総数を、総数の少ない順に表示する。f 商品 ID、および商品 ID ごとに販売した延べ顧客数(同一顧客 ID の重複を含む)の総数を、総数の少ない順に表示する。
#データベース
通信プロトコル
ネットワークの通信プロトコルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
#ネットワーク
RASISの指標
情報システムの非機能要件を定める際の指標に RASIS がある。RASIS に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#システム性能・信頼性
IT投資評価のフレームワーク
IT 投資対象には、基幹業務システムや IT 基盤の整備、また、新事業創出に向けた情報システム構築のようにさまざまなものがある。そのため、IT 投資評価の視点は、個別プロジェクトの評価、投資案件全体の評価、ならびに IT 組織の成熟度評価など多岐にわたる。下記の記述のうち、最も適切なものはどれか。
#経営情報・IT戦略
デジタル空間の基盤技術
デジタル空間と現実世界の融合を支える基盤技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#経営情報・IT戦略#情報セキュリティ
AI活用と開発の用語
IT エンジニアでなくても、さまざまなアプリケーションの導入や開発が可能となりつつある。それらに関する記述として、最も適切なものはどれか。
#システム開発#経営情報・IT戦略
不正のトライアングル(機会)
不正のトライアングルとは、「機会」と「正当化」と「動機」の 3 要因がそろったときに不正が発生しやすくなるという考え方である。中小企業においてもコンピュータ犯罪を含む内部不正を防止するには、これらの要因を適切に管理し、不正発生のリスクを低減させることが重要となる。不正のトライアングルの要因である「機会」に関する対策の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。a アクセスログを監視する。b 過度なノルマや業績プレッシャーを緩和する。c 情報システムへの適切なアクセス権限を付与する。d 従業員の個人的な問題解決を支援する制度を導入する。e 情報倫理教育を徹底する。
#情報セキュリティ
ソフトウェアテストの手法
情報システムの品質を確保・向上させるために、ソフトウェアのテストは重要である。テストに関する記述として、最も適切なものはどれか。
#テスト・品質
アジャイルソフトウェア開発宣言
2001 年にソフトウェア開発の専門家により作成された「アジャイルソフトウェア開発宣言」では、ソフトウェア開発を進めるうえでの価値観を「~よりも~を価値とする」という形式で表現している。この宣言に当てはまる記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。a 個人との対話よりもプロセスの自動化を価値とする。b 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを価値とする。c 契約交渉よりも顧客との協調を価値とする。d 変化への対応よりも計画に従うことを価値とする。
#システム開発
デジタル著作物のライセンス
デジタル著作物のライセンスに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。a シェアウェアライセンスとは、コピーレフトライセンスの 1 つで、誰もが共有できるようにソースコードを公開する義務がある。b クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは、著作物の利用条件を作者が明示するための標準化されたライセンス体系であり、提示された条件の範囲で利用できることを示すための仕組みである。c クリックラップ契約とは、ソフトウェアのインストールや Web サービスを利用・購入するにあたって、「承認」などのボタンをクリックすることで一連の契約条件に同意したことを示す契約方式である。d フリーソフトウェアライセンスとは、開発者が著作権を放棄したソフトウェアのライセンスであり、誰でも自由に利用や改変、再配布を行うことができる。
#経営情報・IT戦略
クラウド導入の費用比較
従業員数 200 名のある企業では、新規ビジネスのために情報システムの導入・開発を計画している。SaaS を利用する計画A、IaaS とオンプレミスを連動させる計画B、オンプレミスのみで運用する計画Cの 3 つの案に対して費用を見積もったところ、以下に示す表のとおりとなった。
次の文章の空欄①~③に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、このシステムは導入・開発後、 5 年間使用されるものとする。計画Aにおいて、 1 アカウント当たり月額 10,000 円のサービスを 100 アカウント契約する場合、年間のクラウドサービス利用料は ① 百万円となる。この場合、 5 年間の総費用が最も高いのは、計画 ② である。また、計画Aにおいて、 1 アカウント当たり月額 10,000 円のサービスを契約する場合、 5 年間の総費用が、計画Cと同じになる契約アカウント数は ③ である。
#経営情報・IT戦略
EVMによる進捗管理
A社では、BAC(完成時総予算)が 1,200 万円のシステム開発プロジェクトが進行中である。プロジェクト期間は 4 カ月である。このプロジェクトに関する以下の文章の空欄①~③に入る数値の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。プロジェクト開始から 2 カ月経過した時点で進捗を把握したところ、AC(コスト実績値)が 500 万円、EV(出来高実績値)が 480 万円であった。したがって、この時点での CPI(コスト効率指数)は ① である。4 カ月のうち 3 カ月経過した時点での出来高計画値(PV)は 900 万円に設定されている。この時点での SPI(スケジュール効率指数)が 0.9 以上となるためには、EV は ② 万円以上でなければならない。3 カ月経過した時点で進捗を確認したところ、EV は ② 万円であり、AC は、729 万円であった。このままのコスト効率でプロジェクトが進んでいくと、予測される完成時の総コストは ③ 万円である。
#プロジェクト管理
デジタルスキル標準の人材類型
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と経済産業省は、DX 推進における人材育成の重要性を踏まえて 2026 年 4 月に「デジタルスキル標準」(ver. 2.0)を公表し、その中で 6 つの人材類型を定義している。本類型の 1 つである「ビジネスアーキテクト」が DX 推進において担う役割に含まれるものとして、最も適切なものはどれか。
#経営情報・IT戦略
システム開発の上流工程(RFI・RFP・PoC)
中小企業では情報システムの調達や開発を外部に委託することが多い。契約に先駆けて行う、仕様の策定からベンダー選定までのシステム開発の上流工程に関する以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。業務システムの導入検討では、まず現場の業務フローをヒアリングし、課題や改善ニーズを整理する。システム導入の目的に適合している製品やサービスが分からない場合は、必要に応じて A を作成し、ベンダーから調達や開発に必要な情報を収集する。次にシステム開発の背景や現状の課題、機能面の仕様、予算や希望納期などをまとめておき、適任のベンダーを選定するために複数のベンダーに対して B を配付する。各ベンダーから提案を受け取り、デモンストレーションやヒアリングを通じて比較検討を行う。ベンダー選定にあたっては、コストだけでなく、導入実績、サポート体制、与信情報、将来的な拡張性なども重要な評価視点となる。選定後は、納期や契約条件について詳細な調整を行い、正式な契約締結へと進む。なお、AI のような新しい技術の導入に関して技術的実現性を確認したい場合には、ベンダーと C を実施することもある。
#システム開発#経営情報・IT戦略
サイバー攻撃の手口
企業はさまざまなサイバー攻撃の脅威にさらされている。サイバー攻撃に関する記述として、最も適切なものはどれか。
#情報セキュリティ
ネットワークセキュリティ対策
社内にある情報システムをインターネットに接続して運用する場合、セキュリティ面の対策が必要となる。この対策に関する記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。a 自社が運用する EC サイトへの社外からの攻撃に備えるため、Web アプリケーションサーバとデータベースサーバを DMZ に配置している。b Web アプリケーションサーバへの攻撃を防御するため、WAF によって受信したデータのチェックを行っている。c 社外ネットワークから DMZ サーバ群への不正なアクセスを遮断するため、ファイアウォールにおいて接続時のポート番号を制限している。d 社外ネットワークからのメールを受信する際、社内のファイルサーバ内に設置したサンドボックスの環境を用いて、メールにマルウェアなどが含まれていないか確認している。
#情報セキュリティ
混同行列と評価指標
ある二値分類問題に対する 2 つの予測モデルAとBに対して、1,000 件のデータを用いて性能評価を行ったところ、以下の混同行列が得られた。
モデルAとモデルBを比較したとき、適合率が大きいのは ① である。また、再現率が大きいのは ② である。一方、 ③ を意味するF値が大きいのは ④ である。
#統計・データ分析
AI事業者ガイドラインの公平性
総務省と経済産業省は、AI 開発・提供・利用にあたって必要な取り組みについての基本的な考え方を示す「AI 事業者ガイドライン」(第 1.2 版)を令和 8 年 3 月に公開した。このガイドラインでは、AI の事業活動を担う主体として、「AI 開発者」、「AI 提供者」及び「AI 利用者」を想定し、各主体に対する共通の指針の 1 つとして、公平性を掲げている。各主体は、AI システム・サービスの開発・提供・利用において、特定の個人ないし集団への人種、性別、国籍、年齢、政治的信念、宗教等の多様な背景を理由とした不当で有害な偏見及び差別をなくすよう努め、それでも回避できないバイアスがあることを認識しつつ、この回避できないバイアスが人権及び多様な文化を尊重する観点から許容可能か評価することが重要であると指摘している。このガイドラインにおいて、公平性に関して「AI 利用者」にとって重要となる事項として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、AI の事業活動を担う主体は、次のように定義されている。< AI の事業活動を担う主体>・AI 開発者:AI システムを開発する事業者(AI を研究開発する事業者を含む)・AI 提供者:AI システムをアプリケーション、製品、既存のシステム、ビジネスプロセス等に組み込んだサービスとして AI 利用者、場合によっては業務外利用者に提供する事業者・AI 利用者:事業活動において、AI システム又は AI サービスを利用する事業者(注)AI の活用方法によっては、同一の事業者が AI 開発者、AI 提供者、又は AI利用者の複数を兼ねる場合もある。
#経営情報・IT戦略#情報セキュリティ