第21問
中小企業では情報システムの調達や開発を外部に委託することが多い。契約に先駆けて行う、仕様の策定からベンダー選定までのシステム開発の上流工程に関する以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。業務システムの導入検討では、まず現場の業務フローをヒアリングし、課題や改善ニーズを整理する。システム導入の目的に適合している製品やサービスが分からない場合は、必要に応じて A を作成し、ベンダーから調達や開発に必要な情報を収集する。次にシステム開発の背景や現状の課題、機能面の仕様、予算や希望納期などをまとめておき、適任のベンダーを選定するために複数のベンダーに対して B を配付する。各ベンダーから提案を受け取り、デモンストレーションやヒアリングを通じて比較検討を行う。ベンダー選定にあたっては、コストだけでなく、導入実績、サポート体制、与信情報、将来的な拡張性なども重要な評価視点となる。選定後は、納期や契約条件について詳細な調整を行い、正式な契約締結へと進む。なお、AI のような新しい技術の導入に関して技術的実現性を確認したい場合には、ベンダーと C を実施することもある。
- ア A:RFI B:RFP C:PoB
- イ A:RFI B:RFP C:PoC
- ウ A:RFP B:RFI C:PoB
- エ A:RFP B:RFI C:PoC
- オ A:RFP B:RFQ C:PoV
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正解:イ
解答:イ(要点)
ベンダー選定に至る上流工程の文書・活動を順に整理します。
- A:RFI(情報提供依頼書):適した製品・サービスが分からないとき、ベンダーから情報を集めるために作成する。
- B:RFP(提案依頼書):背景・課題・仕様・予算・納期などをまとめ、複数ベンダーに提案を求めるために配付する。
- C:PoC(Proof of Concept/概念実証):AIなど新技術の技術的実現性を、本格導入前に小規模に検証する取り組み。
RFQは見積依頼、PoBやPoVはこの文脈の定番用語ではない。よってA:RFI・B:RFP・C:PoCでイ。