人口10万人程度の自治体(2017年)

2024年6月22日

2016年の人口10万人程度の自治体はこちら

2017年の人口10万人程度の自治体

9万1人以上11万人未満の自治体をWikiから並べてみました。(出典ウィキペディア)

2017年都道府県市区町村法定人口(2015)推計人口(2017)増減率15→17推計人口(2016)増減率16→17
244石川県白山市109,287109,9040.56%109,6170.26%
245千葉県鎌ケ谷市108,917109,2380.29%109,0100.21%
246愛媛県西条市108,174106,803-1.27%107,765-0.90%
247埼玉県富士見市108,102109,0530.88%108,6560.36%
248大阪府河内長野市106,987104,713-2.13%105,872-1.11%
249石川県小松市106,919106,889-0.03%106,8550.03%
250茨城県取手市106,570105,447-1.05%105,857-0.39%
251山形県酒田市106,244103,871-2.23%105,008-1.09%
252茨城県筑西市104,573102,818-1.68%103,323-0.49%
253岡山県津山市103,746102,028-1.66%102,792-0.75%
254鹿児島県鹿屋市103,608103,036-0.55%103,239-0.20%
255大阪府池田市103,069103,9930.90%103,4820.49%
256埼玉県坂戸市101,679101,8260.14%101,873-0.05%
257長野県飯田市101,581100,077-1.48%101,121-1.04%
258神奈川県伊勢原市101,514102,1570.63%101,8480.30%
259福岡県筑紫野市101,081102,3261.23%101,7940.52%
260大阪府泉佐野市100,966100,567-0.40%100,649-0.08%
261福岡県大野城市99,525100,4270.91%100,0700.36%
262長野県佐久市99,36899,073-0.30%99,0560.02%
263新潟県三条市99,19297,480-1.73%98,294-0.84%
264岐阜県可児市98,69599,2820.59%99,1590.12%
265新潟県新発田市98,61197,184-1.45%97,940-0.78%
266栃木県鹿沼市98,37497,145-1.25%97,856-0.73%
267愛知県江南市98,35998,120-0.24%98,344-0.23%
268静岡県島田市98,11296,884-1.25%97,430-0.56%
269岩手県花巻市97,70295,808-1.94%96,884-1.12%
270福岡県宗像市96,51696,9930.49%96,7280.27%
271福岡県糸島市96,47597,0000.54%96,5970.42%
272沖縄県宜野湾市96,24397,0090.80%96,9030.11%
273広島県三原市96,19494,054-2.22%95,267-1.29%
274鹿児島県薩摩川内市96,07694,622-1.51%95,529-0.96%
275北海道千歳市95,64896,1800.56%96,372-0.20%
276兵庫県芦屋市95,35094,930-0.44%94,9250.01%
277長野県安曇野市95,28294,952-0.35%95,309-0.38%
278茨城県神栖市94,52295,0520.56%94,9190.14%
279岩手県北上市93,51192,715-0.85%93,207-0.53%
280長崎県大村市92,75793,8341.16%93,5590.29%
281千葉県印西市92,67096,6404.28%94,6862.02%
282富山県射水市92,30891,528-0.84%91,999-0.51%
283秋田県横手市92,19789,414-3.02%90,354-1.05%
284埼玉県東松山市91,43792,1250.75%91,7480.41%
285兵庫県高砂市91,03089,728-1.43%90,600-0.97%
286滋賀県甲賀市90,90189,865-1.14%89,881-0.02%
287三重県伊賀市90,58188,854-1.91%89,537-0.77%
288福井県坂井市90,28089,755-0.58%90,000-0.27%

法定人口と推計人口とは

法定人口とは基本的に、国勢調査での人口数です。
合併が合った場合はその合算値。なお、速報値であって総務省統計局による確定値と相違する場合があります。
国勢調査は5年に一度なので、すでに現時点での人口ではない可能性が高いです。前回の国勢調査は2015年10月もう、だいぶ経っていますね。

一方、推計人口は、住民基本台帳で人口が増減していくので、先程の法定人口に加算・減算された人口です。直近の総人口を把握するには、推計人口を確認した方がいいわけですね。

なお、増減率(15→17)は、
増減率 (%) =(推計人口-法定人口)÷法定人口×100 です。

※北海道だけは 推計人口を発表していないので、別の計算になります。

2016年から2017年にどう変わったのか?

2016年に45自治体あり、1年たったところでは、とくに順位に変動はないですね。

ただ、まあ、当たり前ですが多くの自治体が人口を減らしています。45自治体中27自治体が減少。増加しているところも増加率はわずかですね。0.5%以上増加しているのは、印西市だけ。この一年で2%以上増えている。すごいね

印西市は何をしている?〜10万人前後の自治体で伸びている

印西市のデータだけ伸び率が突出していますね。2015年から2017年で4.28%伸びています。

印西市92,67096,6404.28%94,6862.02%

印西市を調べてみると、いろんなニュースが出ていましたね。10万人前後の自治体という縛りがなくても、人口に勢いのある自治体ランキングで2位なんですね。

「人口増加の勢いがある自治体」ランキング2015-17――全国TOP3は、倶知安、印西、苅田
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/072800063/100600004/

 2位は、千葉県印西市。人口は2015年1月時点で前年同月比0.41%、16年1月時点で同1.41%、17年1月時点で同2.34%と、右肩上がりに増え続けた。この3年間の人口増加の勢い指数は0.97と、1に迫る。

印西と言えば、北総線沿線に広がる千葉ニュータウン(写真2)を抱える自治体。ここで1984年に入居が始まったことから、以降、県全体に比べ高い比率で人口が増え続けてきた。人口増加の傾向は、いまなお続く。その理由は、大きく2点ある。住宅の供給力の高さと、立地の良さだ。

理由は、まずは立地ですか。東京駅あたりまで1時間かかりませんもんね。あとはニュータウンか。ニュータウン出身者としては、将来の減少は心配ですが、新しい街がドーンとできるとやはり増えていくわけですね。

印西市企画政策課によると「デベロッパーが千葉ニュータウン内と同程度の規模で住宅用地を仕入れられる場所は、東京圏ではほかにないと聞く」という。そして、供給される住宅に入居する層がいる。市企画政策課では「入居者は30~40代の子育て世代が中心。東京・日本橋まで40分ほどという交通の便の良さが評価されている」とみる。

狙いは子育ての30−40代の 王道的な作戦ですね。

ただこの先、千葉ニュータウンへの入居が落ち着く2020~25年をピークに人口は減少に転じる見通し。市では移住・定住の促進や人口減を補う交流人口の増加を目指し、シティーセールスを通じた知名度の向上に取り組む。市企画政策課では「昨年度、シティーセールスの基本方針を立てた。今年度はそれを基に実施計画を策定する」と話す。

そして、やはりニュータウンだからそろそろ落ち着いて、減少にうつっていく見込みなんですね。

しかしいわゆる住宅地であるニュータウンが、知名度を高めて交流人口増やすって戦略的には矛盾してそうですが、どう整合させていくのか、楽しみですね。

その後の印西市の人口動態

2018年に無事10万人を突破して、10万人の自治体になりました。その後ペースは落ちていますが、毎年2千人ずつは増加している。この人口減少の日本において大したものですね。

年度 西暦 人口
R4年 2022年 109,953
R3年 2021年 107,633
R2年 2020年 105,772
H31年 2019年 103,513
H30年 2018年 101,299

人口10万人程度の自治体のイメージイラストを描いて

そんなところで

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Posted by tomoyamurakami