H19年度 A 経済学・経済政策

経済学 H19 第1問
実質GDP成長率とGDPデフレータの推移
下図は、日本の実質GDP 成長率とGDP デフレータの長期統計を表したもので ある。この図の説明として最も適切なものはどれか。
#GDP・国民経済計算#国際マクロ・為替#物価・インフレ
経済学 H19 第2問
正規・非正規雇用者数の推移
下図は、日本の雇用形態を描いたものである。それによれば、正規雇用者数が減 少する反面、非正規雇用者数が増加し、非正規雇用比率(全雇用者に占める非正規 雇用者の割合)が上昇していることが読み取れる。この傾向を説明するものとし て、最も適切な記述の組み合わせを下記の解答群から選べ。 (2006年版) a 規制緩和は労働市場の流動化を引き起こし、非正規雇用者数の増加を加速させ る要因である。 b 正規雇用者と非正規雇用者の間では賃金の格差がなく、企業の人件費総額はほ ぼ不変である。 c ニートやフリーターの減少は非正規雇用者数を押し上げる要因になっている。 d 非正規雇用者数の増加に伴い、企業の人件費は減少傾向にある。
経済学 H19 第3問
日本の製品輸入比率の上昇要因
1980年代後半以降、日本の製品輸入比率は上昇傾向にある。その要因として、 最も適切な記述の組み合わせを下記の解答群から選べ。 a アジア地域における工業化の進展は、日本の製品輸入比率を上昇させる要因で ある。 b 円安は、日本の製品輸入比率の上昇を引き起こす。 c 日本企業の企業内貿易の進展は、製品輸入の増加と産業内貿易から産業間貿易 への変化を引き起こす。 d 日本企業の対外直接投資の増加は、日本の製造業の海外生産比率を上昇させる とともに、製品輸入比率も上昇させる。
経済学 H19 第4問
均衡GDPの決定(乗数)
次の均衡GDP の決定に関する文章を読んで、下記の設問に答えよ。 総需要AD が消費C 、投資I 、政府支出G 、経常収支(輸出X -輸入M )から構 成される経済モデルを想定する。すなわち、 AD =C +I +G +X -M である。 ここで、消費関数と輸入関数はそれぞれ、 C =C0+c(Y -T) M =M0+mY として与えられ、Y はGDP または国内所得、C0は独立消費、c は限界消費性向、 T は租税収入、M0は独立輸入、m は限界輸入性向である。なお、租税収入、投資 支出、政府支出、輸出はおのおのT =T0、I =I0、G =G0、X =X0とする。 他方、所得の処分は、 Y =C +S +T として示される。ここでS は貯蓄である。 このとき、下図のように、 X -M 線と(S +T)-(I +G)線の交点E において 生産物市場が均衡し、均衡GDP はY0の水準に決定される。また、 X -M 線また は(S +T)-(I +G)線がシフトすれば、それによって均衡GDP や経常収支の水 準も変化する。 ― 4― ◇M1(023―6) (
#GDP・国民経済計算#消費理論#乗数理論・45度線#国際マクロ・為替
経済学 H19 第5問
IS曲線とLM曲線
下図はIS 曲線とLM 曲線を描いたものである。それぞれの説明として、最も適 切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 貨幣供給の減少はLM 曲線を右方にシフトさせる。 b 貨幣需要の利子弾力性が大きいほど、LM 曲線は、より急な形状で描かれる。 c 限界消費性向の値が大きいほど、IS 曲線は、より急な形状で描かれる。 d 政府支出の増加はIS 曲線を右方にシフトさせる。 e 投資の利子弾力性が小さいほど、IS 曲線は、より急な形状で描かれる。
#GDP・国民経済計算#消費理論#乗数理論・45度線#IS-LM分析#需要・供給と弾力性
経済学 H19 第6問
デフレーション
次のデフレーションに関する文章中の空欄A~Cに入る最も適切なものの組み合 わせを下記の解答群から選べ。 デフレーションは需要の減退によってもたらされ、貨幣の実質価値を高める効果 を持ち、 A への所得再分配を生じさせる。また、人々が B を予想 すれば、支出を手控えることになり、デフレ・スパイラルに陥り、不況をさらに悪 化させることがある。需要の減退が生じている場合、「需要不足失業」とも呼ばれる C が観察され、需要拡大政策の発動を通じて失業の解消に努めることが要 請される。
#物価・インフレ
経済学 H19 第7問
財政政策の理論
財政政策の理論に関する説明として、最も適切なものはどれか。
#消費理論#IS-LM分析#財政・金融政策#国際貿易理論
経済学 H19 第8問
貨幣理論と金融政策
貨幣理論および金融政策に関する説明として、最も適切なものはどれか。
#財政・金融政策
経済学 H19 第9問
金利平価説
金利平価説によれば、国際的に金融資産への投資を行うことにより、次式が成り 立つところで為替レートが決まると考えられている。 r =r*+ee-e e ここで、r:日本の利子率、r*:アメリカの利子率、ee:円建てで示した予想為 替レート、e:円建てで示した現実の為替レートとする。 この式の意味するものとして、最も適切な記述はどれか。
#国際マクロ・為替
経済学 H19 第10問
内生的経済成長論
内生的経済成長論の説明として、最も適切なものはどれか。
#経済成長理論#生産者理論・費用
経済学 H19 第11問
ジニ係数と所得格差
所得格差を示す数値であるジニ係数は、その値が低いほど平等であると考えられ る。日本のジニ係数に関して、最も不適切なものはどれか。
経済学 H19 第12問
医療サービスの需要の価格弾力性
高齢化社会を迎え、医療機関が提供する医療サービスに対する価格水準について の議論が行われるようになっている。以下の記述について、最も適切なものの組み 合わせを下記の解答群から選べ。 a 生死にかかわるような重度な症状の場合、医療サービスへの需要の価格弾力性 は低い。 b 生死にかかわらない症状で、自然治癒などの代替的治療法が複数ある場合、医 療サービスへの需要の価格弾力性は低い。 c 公的保険制度が充実して患者自己負担が少ない場合、医療サービスへの需要の 価格弾力性は低い。 d 公的保険制度が貧弱で患者自己負担が高い場合、医療サービスへの需要の価格 弾力性は低い。
#需要・供給と弾力性
経済学 H19 第13問
完全競争企業の費用関数と供給
完全競争下で操業する企業が、次のような費用関数を持つと仮定する。ここで、 C は総費用を、X は生産量を表す。 C =X3-X2+X +10 下記の設問に答えよ。 (
#生産者理論・費用
経済学 H19 第14問
比較優位と国際貿易
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 下表は、A国とB 国が、農業製品または工業製品を単位生産するのに必要な生 産要素量を示している。ここで、簡単化のために、A国とB 国の国のみを想定 し、それぞれの国は、農業製品ならびに工業製品のみを生産すると考える。さら に、生産要素として労働力のみを考え、両国間で労働力の移動はないものとする。 農業製品 工業製品 A 国 B 国 (
#国際貿易理論
経済学 H19 第15問
ゲーム理論
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
#不完全競争・ゲーム理論
経済学 H19 第16問
金利上昇の消費への影響(所得効果・代替効果)
現在、日本経済では、金利が非常に低い水準にあるが、今後は金利の上昇が見込 まれている。その金利上昇の消費への影響を、所得効果と代替効果から分析を行 う。下記の設問に答えよ。 (
#消費者理論