卸売業の販売・在庫管理システムをClaudeでつくってみる

データ管理の変遷
エクセルでデータを管理している中小企業は多いと思います。
まずは仕入先のデータをエクセルで管理して、商品のマスタを管理します。そのうえで何が売れたかを販売管理のシートで管理して、売れたら商品在庫を別のシートで管理します。
データが少ないときはこれで十分なのでしょうが、データが増えてくると、エクセルでは管理しきれなくなります。昔ならここで、アクセスなどが登場してデータベース化していたと思います。でもアクセスにすると、社外からは使いにくくなりますし、スマホでの入力も色々検討することが増えます。
最近は、KintoneとかSalesforceとかWebでデータベースを柔軟に使えるサービスが増えているので、そういったものの活用が進んでいます。
でもさらに、こういうのもある程度AIで作れるのでは?と思いながらやってみました。
ユニフォームの卸売業の販売在庫管理のシステムを作ってみる
まずはサンプルデータをAIで用意します。4つのシートを用意しました。

例えば販売データは以下のような感じです。

データは以下においてます。
※このデータはサンプルデータであり中に含まれるデータはAIで生成した架空のデータです。
“ユニフォームの販売在庫データサンプル” をダウンロード Book1.xlsx – 1 回のダウンロード – 20.50 KB実際につくってみます〜バイブコーディング
Claude二エクセルファイルをアップロードして、「販売在庫管理システムを作りたいです。作る内容を提案してください」から始めました。
実際のプロンプト

そうすると以下の図の右側のような構成で提案してくれました。この構成が良いかは私には判断できませんので、そのままお願いしました。

GitHubはすでにアカウント持っていましたが、VercelとSupabaseは新しくアカウントを作りました。なお、アカウントを作るのもClaudeから自動で作ってくれますが、流石に自分でアカウント作ってみました。
設定
プログラムは一気に完成ですが、VercelやSupabaseの設定は必要です。
でもね、設定手順も合わせて提示してくれるのです。データベースについては以下のように指示がでてくるので、せっていしてみました。設定を間違えていて、うまくいかなくても、そのエラーや画面をAIにもう一回投稿したら解決策をおしえてくれました。

データベースにはサンプルのエクセルデータがインポートされていきます。
その他、Githubのリポジトリとか作成作業も継続して始まりました。
できました
かれこれ2時間くらいはかかったと思います。
完成したメニューはこんな感じです。

ダッシュボード画面です。 (データはサンプルデータです)

販売管理画面です。

ちゃんと動いてデータの登録もできました。
最後に作ってもらった内容をまとめてもらいました
今回作成した内容をまとめて、とお願いすると図表で整理してくれました。

感想
プログラムできなくてもこうやってデータベースシステムを作れるなんてすごいものですね。しかしまあ、このままで実践投入して、システムとして使い始めるほど道は甘くないのでしょうね。
今作ったままのシステムでは、ポチポチデータを入れて管理するくらいなら使えるでしょうが、入力の際のいろいろな便利機能もすぐ欲しくなるでしょうから、機能面でも全然足りていないでしょう。
さらに非機能要件というか、機能でないところの課題はたくさんあります。
今は無料でVercelでアップしているだけですから、もちろんスピードは遅いです。これはサーバに課金することで改善は可能なのでしょうね。
次にセキュリティ。今回は、アカウント管理の機能などは作っていなので、1つのパスワードでログインするだけのシンプル機能です。本番で使うには強すぎる状態です。
また、アカウントがないのでログの機能もありません。だれがなんのデータを触ったのかなど把握できないもだめでしょうね。
さらにバックアップ。データが吹っ飛んだら終わり、というわけにもいかないので、バックアップどうするんだ、という問題もあります。
問題山積です。
とはいえ、私自身がWebデータベースサービスを作って顧客に提供するような仕事はしていないですし、今後もしないと思います。一方で顧客が新しいシステムで悩んでいる時に一緒に画面イメージなどモックを作って、話すことはやれそうな気がします。
そんなところで

