LLMs.txtをWordPressに設定〜果たしてAI検索時代に有効になるのか? LLMO対策

目次
AI検索に必要だ!ということで LLMs.txtを導入
現時点で本当に必要で、有効なのかはよくわかりませんが、とりあえずはプラグインで入れておきます。
Website LLMs.txt を有効化しました。 まあ、将来的にいらなくなった消すってことも覚えておかねばなりません。きっと本当に役立つのなら、そのうち、Worpdpressの標準機能で作られちゃいそうですしね。

設定の確認
といっても、ほぼそのままで行きましょう。

固定ページより投稿ページを優先してみました
ドラッグ&ドロップで並び替えます。

ルートディレクトリに LLMS.txt ファイルが見つかりません
見つかりませんと言われます。

FTPで覗いてみると作成されていました。txtですが、2MBあるのね。

文字化けしとる

ダウンロードしてtextで開いたら読めたから大丈夫なのかね。 Unicode(UTF-8)

内容はただのサイトマップですよね。 xmlで伝えるより、mdで伝えたほうが、AIにとっては効率が良いということでしょうかね。
LLMs.txtは必要なの?
1. llms.txtとは何か
/llms.txt
は Web サイトのルートに設置する Markdown 形式のテキストファイル で、
LLM(大規模言語モデル)がサイトを推論に利用するときに「どこに何があるか」「どう扱ってほしいか」を機械可読で伝えるための新しい暫定標準です。2024 年9 月に Jeremy Howard 氏が提案して以降、Cloudflare・Anthropic などが試験導入し、開発者ドキュメントや EC サイトで採用例が増えています。llmstxt.orgmintlify.com
2. なぜ必要か(導入メリット)
観点 | 課題 | llms.txt が解決・緩和する点 |
---|---|---|
精度 | LLM が HTML や JS をそのまま解析すると広告・ナビ等の雑音が多い | 重要情報だけを Markdown で提示し、誤要約や見落としを抑制 |
自社ブランド | モデルが第三者情報から古い/誤った説明を学習 | 最新の公式一次情報とライセンスを明示し、ブランドボイスを維持 |
法務・権利 | コンテンツ再利用ポリシーが伝わりにくい | ライセンス条項・引用条件を記述し、無断転載リスクを軽減 |
リソース負荷 | AI クローラーのスパイクアクセス | クロール間隔・レート制限を宣言し、サーバ保護 |
LLMO対策 | 生成 AI 検索(LLMO)時代の可視性 | robots.txt/sitemap.xml だけでは不足する「意味づけ」を補完し、AI 検索で拾われやすく |
位置づけ
robots.txt =「どこをクロール禁止か」、sitemap.xml =「URL 一覧」、llms.txt =「AI に読んでほしいコンテンツと文脈」。補完関係であって置き換えではありません。
そんなところで