詐欺サイトの見分け方〜購入したのに商品がこない・・・。

2021年10月28日

IT診断士の村上です。

ネット・ショップってはじめてのお店で買うのって不安ですよね。この店って本当に商品送ってくるんだろうか?とそこから心配しちゃいます。 それも最近は詐欺サイトがものすごく多いからです。

おかげで、買い物がほとんどAmazonです。

そんななか、友人から、 このサイトって 本物?って 聞かれました。

http://www.thundas.pw/index.php?main_page=product_info&products_id=1528

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http://www.schmroo.loan/index.php?main_page=product_info&products_id=14139

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どちらも見かけ上はステキなサイトですね。これだけで、ぱっと偽者か、本物か見分けるのは難しいでしょう。

なぜ、本物か不安になったかというと、 「割引をしてたから」だそうです。 マクラボは、人気のある商品で、一切割引をせずに販売している・・・のが当然だったので、逆に割引商品をみつけて、喜んだ一方で、不安にもなったそうな。

ちなみに本物はこちらのサイト。うーむ。こっちのほうが怪しく見える?(^^;

http://www.makulab.jp/  いいなあ、オーダーメイドまくら。見ていると欲しくなります。

まくらぼ

 

どうやって、詐欺サイトを見分ける?

(1)まずはURLをチェックしてみましょう。

http://www.makulab.jp/  →ほんもの

jpだから日本で本物って言うわけではないですが、 にせものは pw と loan ドメイン。。。 pwは パラオ共和国のドメインです。 パラオだからって怪しいわけじゃないのですが、不安に感じても良いと思います。

http://www.thundas.pw/index.php?main_page=product_info&products_id=1528  →にせもの
http://www.schmroo.loan/index.php?main_page=product_info&products_id=14139 →にせもの

(2)つづいて住所をチェック

ネット・ショップは特定商取引法によって、住所を明確に提示する必要があります。パラオドメインの方を確認すると・・・

住所が途中で終わっています。この時点でNGですね。更に良く見ると責任者のお名前が通常の日本ではあまり使わないような漢字ですね。 なんて読むんだろう。。 もはや、外国・・・中国当たりのにおいがしてきました。

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(3)会社概要も確認してみましょうか。

日本店舗運営責任者! ・・・  あんまりそういった書き方はしないでしょうね。グローバル企業ってことでしょうか? ますます海外の香り。

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一方、loanドメインの方のお店は・・・ (しかし、ローンドメインって、金融機関が使うんでしょうかね? あんまり誰も使いたくないドメインですね)

住所はちゃんと書いていますね。

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住所を検索してみます。・・・・いきなり、 詐欺被害速報のサイトにひっかかりました(^^;

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サイトをチェックしてみると・・・ まあ、詐欺サイトっぽいですね。もちろん、このサイトに載っていたからといって断定できるわけではないですが、掲載されていると、とても不安で購入できなくなりますね。

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実際に住所をGoogleMapで調べても実在しません。4丁目は12番地までしかないのに、18番地ですね。。。もう、これは詐欺サイト確定ですね。 実在する住所にすると、その住所に問い合わせが入ったりして、早くバレるため、実在しないけど存在しそうな住所に設定するわけですね。

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詐欺サイトを見つけたら

こうやって、詐欺サイトが発見されたら、先ほどの http://sagihigai-sokuho.com/ などに情報を登録してあげるのも一つの対策ですね。

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ただ、それだけでは、なかなか、すぐにサイトがなくなるわけではなく、用心深い人がチェックした時の役に立つ程度ですね。 また、こういった詐欺サイトはすぐ引っ越しします。中身をもって他でサイトを立てればいいわけです。

もちろん、レンタルサーバやドメイン代はかかりますが、微々たるものです。さらに、自分借りずとも、管理の甘いサーバを見つけて、のっとれば、そこで身元バレすることなく、サイトの運絵は続けられるわけです。

私自身のサイトはやられたことはありませんが、知り合いのサイトでアクセス数が急増しておかしくなっているということで確認してみると、トップのホームページは残っているものの、サブディレクトリがすっかり詐欺商材で埋め尽くされていました。。。怖いね。

商材数も多いので、ページも多く、SEO的にもぼちぼち強いサイトに育っていました。 また、冒頭のマクラボのように人気商品を多数掲載しているので、そのせいで、順位が上がってきているのもあったんじゃないかと思います。

通報だけでは足りない、サイトを潰してもまた立ち上がる。。。そうすると一番つぶすべきは口座なんでしょうね。 この口座詐欺サイトに使われていますよ。という通報をすれば、銀行は対応せざるをえないはずですよね。

なお、今回のサイトはもう、口座番号とは出てきませんでした。トンズラ済みか・・・

小さいサイトとかナカナカ信用しにくくなるので、今後は決済サービスとかますます重要になりますね。AmazonPaymentを自社サイトで対応できれば、決済だけAmazonを使うことができます。 信頼のない自社サイトでクレジットカードは使ってくれなくても、決済だけがAmazonならば安心して購入してもらえますしね。

そんなところで。

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