価格は心が判断する

今、価格の心理学を読んでいる最中です。
価格は誰が決めるのか?
消費税率が上がっても、値段を上げるかどうかは
事業者の決断次第です。
そして、事業者が決断するのは消費者の動向を見てということになります。

なので、もちろん、消費者や購入者が値段を決めているということになります。

ただ、 ちょっとした見せ方によって、消費者の行動は変わるので、
最終的には価格の心理学が値段を決めるといってもいいでしょう。

98円とか、980円とかの端数価格はその最たるものでしょうね。
ただ端数ならいいというわけではなくて、99になると
それほど効果がないというデータもあります。

今日は、2足目半額の靴屋さんで、2足の靴を買いました。

最初から2足買ってもいいかなあとか思いながら行きましたが、
やはり1足目(1万円)を決めたところで、
店員さんから2足目どうですか?と勧められました。

まあ、もう1足見てみるかと店内を見渡したのですが、
2足目半額とになる対象は全足ではなく、限定されていました。

(1)高い靴だったと思いますか?
(2)安い靴だったと思いますか?

正解は(1)です。

1足目の価格帯は6千円から1.2万円くらいだったのですが、
2足目の価格帯は1.5万円から2.0万円くらいでした。

私の購入したのは1足目1万円で、
2足目の価格が1.5万円、結局半額で7,500円でした。

1足目1万円で購入して、
2足目購入して半額だから総予算1.5万と考えていたから、1.75万円になると萎えてしまうのか?

高めの靴が半額で買えるからお得と感じるのか?

どちらの人が多いんでしょうね。

私は靴を選んでる最中に、ブログのネタにしようと思ってしまったので、
気にせず購入してしまいました(^^;

靴屋さん自体は、2足目半額で購買意欲を煽った所で
高めの靴を購入してもらうというのが狙いなんでしょうね。

これも、価格の心理学ですかね・・・

経営

Posted by tomoyamurakami