MarpとCursorを使って、テキストで指示してプレゼンテーション資料を作る

プレゼン生成AIは今のところしっくりこない
プレゼンテーション資料はCanvaで作っています。パワーポイントから1年前くらいに引っ越ししました。過去に沢山のパワポ資料を作っていましたが、過去の資産も使うものはCanvaに変換し終えたので、今ではすっかりCanva民です。
プレゼンテーション資料をつくる生成AIも色々話題です。Gammaとかイルシルとか。試してはみましたが、基本的には文字中心の資料作成には向いていると思いますが、有料版で契約するほどの価値は現在感じておらず、その結果使っていません。それならばもっとシンプルにテキストエディタでプレゼン資料をつくってみることに挑戦してみました。 CursorでMarpを使ってつくっていきます。
セットアップ
表示の拡張機能からMarp for VS Codeをインストール


コンテンツをつくる
ChatGPTでMarp形式のコンテンツをお願いした

そうすると以下の出力がでてきました。これをCusorにいれてみます。
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marp: true
theme: default
class: lead
paginate: true
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# 中小企業診断士の資格取得
## メリットとデメリット
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## ✅ メリット①
### 信頼性・信用力の向上
- 中小企業支援の専門家としての国家資格
- 経営コンサルタントや士業としての信頼を得やすい
- 企業内での昇進やキャリアアップにも有利
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## ✅ メリット②
### 幅広いビジネス知識が得られる
- 経営戦略、財務、マーケティング、人事など網羅的に学べる
- 自分のビジネスや副業にも活かせるスキルが身につく
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## ✅ メリット③
### 副業・独立の可能性が広がる
- 診断士登録後は中小企業支援の仕事を請け負える
- 独立開業、行政案件の受託、セミナー講師などの道も
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## ✅ メリット④
### 人脈・コミュニティの形成
- 診断士同士のネットワーク、研究会、協会活動あり
- 異業種の専門家とつながる機会が豊富
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## ❌ デメリット①
### 合格までの学習負担が大きい
- 1次試験7科目、2次試験も記述式でハード
- 働きながら取得するには長期の計画が必要
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## ❌ デメリット②
### 資格だけでは仕事に直結しにくい
- 登録しても仕事の依頼が自然に来るわけではない
- 営業力・実務能力・人脈構築が必要
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## ❌ デメリット③
### 実務補習・登録にコストがかかる
- 実務補習(15日間)や登録費用が必要
- 年会費など維持費も発生する
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## まとめ
| 項目 | 内容 |
|----------|------|
| メリット | 信頼性、知識習得、独立・副業、人脈 |
| デメリット | 学習負担、即効性の乏しさ、コスト面 |
**自分のキャリア・目標に合致するかを見極めることが大切!**
md形式で保存します。

右上のプレビューボタンをおすと・・・

表示された

単に、パワポのアウトライン機能で書けばいい気もしますが、マークダウン形式なので、表もスライドにしてくれるのがいいですね。

エクスポートします。 二重の三角のアイコンから、Export Slide Deckでできますが,PDF出力ですね。パワポではなかった。


追加でチャットで指示してスライドを変更
ロゴ画像をアップロードして、右上に表示してとお願いしました。
そうして、 Apply to のボタンをおします。

ロゴが入りました。右上に入れてと頼みましたが、左側に出ましたね。
float:rightとコードは入っていますが。

感想
シンプルなテキストでプレゼンテーションを作りたいときには良いかもしれません。
ただ、パワポのアウトライン機能でもぼちぼちできます。(下図がアウトライン機能)

日本語で背景画像やロゴもいれれそうですが、パワポのスライドマスターでの方が調整はききそうです。
また、マインドマップツール 例えばXmindでもマインドマップで資料構成を考えて、パワポ出力できるので、こっちのほうがいいかもしれません。(有料ですが)
さらに、わたしはスライドはCanvaで作ることがほとんどです。CanvaでもアウトラインでとかMDファイル読み込んで生成ができると使っていくかもしれません。今の一括生成機能だとちょっと不満。
そんなところで