事業再構築補助金から採択情報持ち出し〜営業に使っていた!?
補助金事業の不祥事相次ぐ
IT導入補助金の個人情報流出から、次は事業再構築補助金ですね。こっちは悪質そうです。
事業再構築補助金事務局のホームページより
営業に使っていた!?
採択情報を持ち出して名簿屋に販売するとかならよくありそうな事件ですが、上記ニュースの情報を確認すると、この元職員さんは補助金支援をしている立場でかつ、事務局の仕事をしているとのこと。マッチポンプってやつですよね。
セキュリティの問題でもありますが、その前に、補助金事務局の人は補助金申請支援をしたらだめってことをしっかり伝えていたのか。そもそもはじめからそれが狙いで潜り込んできたのか。もちろん、事業再構築の補助金の事務局をやっていたから、全ての補助金に関わってはいけないわけではないでしょうが・・・
今回は、実績でないものも自分の支援事例として紹介しているようなので、かなり悪質性が高い補助金コンサルタントだったと言えるでしょう。
“当該元職員が運営する補助金支援の営業ホームページを確認したところ、同補助金採択者に対して交付決定等の通知を行った文書(事業者名、受付番号は黒塗りされた状態。この他、補助金額等が記載)が掲載されており、支援の事実が明らかでないにも関わらず、当該元職員の支援事例として紹介されている事実が確認されました"
災難続きの補助金!?
しかしこの補助金は、採択延期なり、代理申請なり、色々続きますね。 できたときは良い取り組みだと思ったのですが。デジタル応援隊もそうでしたが、良い仕組みと感じるのは柔軟な制度設計がされているからでしょうが、そのせいで悪い人たちに不正に利用されて、結果、真っ当に利用しようとする事業者にとって制約になる。
もう補助金なんてやめちゃえばいいのに、と思っちゃいます。
そんなところで