カタカナ語連発はIT業界だけではない!?〜本当に意識高い系なのは、お菓子好き女子とかアパレル業界だ!

2016年2月4日

IT中小企業診断士の村上です。

月間企業診断でMトーーク連載中です。2月号はカタカナ語×診断士 !

だいたい、カタカナ語で責められるのは、IT業界です。意識高い系とか言われて。でもね、結構IT業界では普通に使います、わたしも会社員時代は普通に使ってきましたう。共通用語ですよ。

でも、

意識高い系社長の挨拶文 カタカナ英語が多すぎて何を言っているかわからないと話題に
http://news.biglobe.ne.jp/trend/0122/blnews_160122_9325103901.html

まあ、仕方ない。これはひどいよね。ネタでやっているのでなければ、意識高くて、中身のない投稿。

会社員時代に普通に使っていたのは、アジェンダとかリテラシーとか、アサインとか、リソースとか。

「次のプロジェクトのリソース足りてないんだけど、エースひとりくらいアサインしてよ。」
「じゃあ、次回ミーティングのアジェンダにリソースの話いれといて」
「アグリー」

みたいに。でもね、

でもカタカナ使うのって、IT業界だけじゃないですよね。とくにIT用語よくわかんな〜い、といっている女子こそ、男子にわからないカタカナ語を連発しています。デザートとかファッションの分野で。

たとえば、ショコラとかプディングとか、 チョコケーキとかプリンとなぜ言わない! まあ言い換えてもカタカナ語なんですが。まだ、ショコラはなんとなくわかっても、サヴァランとか言われてもイメージすらわかへんです。

日本語で言うとなんなんでしょうね。お酒や果物での飾り付きブリオッシュ? 待て待て。ブリオッシュってどういう意味でしたっけ。ウィキに聞いてみると・・・

ブリオッシュはフランスの菓子パン(ヴィエノワズリー)の一つ。・・もう説明放棄してますね。なんの説明にもなっていないですし、さらに、ヴィエノワズリーという謎の単語も登場する。

 

 

アパレル

女子のファッション用語にも全然ついていけません。トング?バーベキューではさむやつ?足挟む感じだから?

 

スティレット?短剣?ピンヒールとどうちゃうの?

  

IT業界のものだけではないカタカナ語氾濫

こういったお菓子業界のカタカナ語の氾濫に比べればIT業界なんて可愛いものではないでしょうか。お菓子もフランス語で名づけられたのでそれ以外呼びようがないということもありますが、ITもそうですよね。もともと英語で使われていた専門用語で、英語で言ったほうが伝わりやすく誤解が少ない場合が多いものもあります。

もちろん、日本語でぴったりくる訳語があって、そちらが定着しているのに英語の方を使うとちょっとヤナ感じなんでしょうね。

【使い過ぎるとカッコ悪い】 IT業界のルー語 BEST40
http://blog.sixapart.jp/2013-07/jargons-by-hightech-industry.html

使っていて、思うのはしっくり来る日本語がない場合はカタカナののほうがいいんですよね。

アジェンダとか、議題と言われるとちょっと小さいすぎる気がしますし、課題だとちょっと大きすぎる。検討課題?になるの。検討議題?とかなるとアジェンダって言っておいたほうがわかりやすい。

今日の会議で解決もしくは検討しなければならない事象。アジェンダでいいんですよね。

リテラシーもそうです。
読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。
コンピューターについての知識および利用能力。→コンピューターリテラシー
情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。

もう、訳語がわけわかんないですよね。「あいつリテラシー低いよね」とか使えるほうが便利だと思います。

一方で、日本語訳が明確なものは日本語でもいいと思うんですよね。アグリーとか、オーソライズとか、フィックスとか。

IT業界だけじゃなくて、お菓子業界とか、アパレル業界のカタカナ語も十分意識高い系だとおもいますけどね。アグリーしてくれる?

ソンナトコロデ。