クラウドファンディングに成功しないようでは、ソーシャルビジネスは成功しない!
IT中小企業診断士の村上です。
三菱東京UFJさんのビジネスサイトで記事を連載中です。
前回は統計学について書きましたが、今回はクラウドファンディングについてです。
クラウドファンディング(CF)はもちろん、資金調達が目的ですが、 じつは、資金調達が主目的ではないCFも増えています。マーケティングの一環でCFをやるというものです。
CFはインターネットで勝手に出資者増えて!となるといいのですが、そうは行きません。友人にお願いしたり、つながりのつながりをたどって出資をお願いするケースは多いものです。そんな友達ネットワークに頼ってどうするのよ!という話と、身近な人達を巻き込めないで、今まで関係のなかった新規顧客なんて巻き込めるのか!?という話があります。
とくにソーシャルビジネスならこの傾向は強いでしょう。いいことやるからみんな手伝って!では人もお金も集まりません。参加する側のメリットも必要ですし、なにより実行主体がまじめに真剣にやっているよ!というのを認識して頂く必要があります。
そんなわけで、ソーシャルビジネスをたちあげたい人はまずクラウドファンディングからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?CFに成功しないようであれば、きっとそのソーシャルビジネスは成功しませんから、よいテストマーケティングの場にもできると思います。
そんなところです。