「まち・ひと・しごと創生総合戦略 」と「地方自治体の総合計画」との関係

中小企業診断士の村上です。

地方版総合戦略の策定の仕方

以前の記事で、地方版総合戦略策定の立案の仕方〜「地方版総合戦略策定のための手引き」をまとめました。

今回の、「地方版総合戦略」(以下、”戦略”)の他に、もともと地方自治体では「総合計画」(以下、”計画”)を立てています。5年計画などをたて、ローリングプランで2次、3次と作り替えていっています。

この”戦略”と”計画”の関係性はどう考えたらいいのでしょうか? 基本的には求められる項目が違うので、別に策定しよう!ということです。ただ、自治体の立場にたつと、総合計画の一部が地方版総合戦略となるような体系化が求められるのではないでしょうか 。
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地方版総合戦略の策定の仕方

と以前の記事の内容を引用しましたが、実際には地方自治体ではどのような「地方版総合戦略」を立てているのでしょうか? すでにいくつのかの自治体が戦略を発表しています。今回は塩尻市の「地方版総合戦略」と「総合計画」の目次を対比してみます。

画像をクリックすると大きく表示されます。
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マップの右側が「総合計画」で左側が「地方版総合戦略」です。
この対比によると、既存の「総合計画」から無くなって、新しい「地方版総合戦略」で増えたものがあります。

◯無くなったもの →★のところ
nai

◯増えたもの →!のところ
aru

一言で言って、
生涯現役で社会貢献できる仕組みの構築 が シニア世代の就労促進 になったようです。

これは、塩尻市に限ったことではないでしょうが、高齢化の伸展で介護や医療費は増大する一方で、今後を担う若い層への施策の注力がやりたくてもやれない現状があります。
また、地方は人不足が深刻で、シニアが社会貢献全般をやればいいというだけではなく、シニア世代も就労してもらわないと、地方の仕事が回って行かないということなのでしょう。
まち・ひと・しごとでは、これからのシニア層に仕事の活躍の場を設けるのがひとつの大きな目標になりそうですね。

他の自治体の計画でも変更点を探して行きたいと思います。

そんなところで