お墓の歴史

2013年7月26日

今日は、おとんの納骨をしてきました。
蒼天の元、屋外で読経のため、パラソルとか
日傘とか、帽子とか、そんな感じの儀式でした。

お墓といえば、なんだかちょっと遠くの先祖代々の田舎へ行くという
印象もありますが、ここは、実家から車で10分。
非常に行きやすい場所です。
とはいえ、実家まで私は遠いですけどね。

そもそも、今のようにお墓を持って供養するようになったのはいつからなんでしょうね。
父や、祖父祖母といったつながりのある家族を供養する気持ちはもちろんわかりますが、
先祖代々を祀るという意識はありません。だって知らないんだもの。
そういうのは、中国の昔の王侯や武将は権威付けに必要だったと思うのですが、
現在では不要ですね。

お墓が日本で普通に利用されるようになったのは。。。

以下の本によると、
・(一般人の)最古の先祖代々墓は寛政四年(1792)のもの
・広く庶民にまで先祖代々墓が一般化するのは20世紀に入ってから
とのことです。
とっても最近ですね。

また、葬儀屋、法事などにお寺さんを呼びますが、
お寺が一般的な檀家寺になったのは江戸時代からです。

目的は、戸籍調査。
(税金徴収から逃がさないためですね)

その結果、『葬式』を義務付けられました。
そして、僧侶が困ったそうです。
『葬式』は出家者同士でないと、出せないからです。
そこで、死人に戒名を付け、(即ち、死人を出家させる)
『葬式』を出すアイデアを創りました。

身内、親族、から、『葬式』を出さないと、成仏出来ない、などとの脅しも
その頃からで、お経読んでお金をもらうシステムが出来上がりました。

Yahoo智恵袋より
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1119065341

まあ、つまり、先祖への思いから、お墓や葬式ができたのではなくて、
政府の税収確保や、寺院の収入確保のためなんですね。

そうすると、伝統や儀式に縛られることなく(そもそも伝統なんてないですがw)
祀りたいように、祀って、お祈りしたいようにすればいいんだろうなと思います。