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Brand Indicators for Message Identificationは有効なの?メールのアイコンが変わるだけ?

セキュリティ対策をしている女性

金融機関からの連絡

GMOあおぞら銀行利用していますが、BIMIを導入して、メールのアイコンが変わります、メールが来ました。

→なりすまし防止を目的として正規メールの差出人欄に企業ロゴを表示させるBIMI(Brand Indicators for Message Identification)を導入

現在、当社正規メールには、差出人欄に「GMO」3文字のロゴが表示されておりますが、2026年3月5日(木)より、ロゴ表示を当社公式キャラクターの「テックま君」へ変更いたします。公式キャラクターの表示により、当社からの正規メールであることをより直感的にご認識いただけるようになります。

なんか、ロゴが変わることで、必ずロゴを確認してくださいということですが、これならアイコンがこの新しいテックま君になりすましていたら、無条件で信用しちゃう人がいそうですよね。

ということで聞いてみました。

BIMIとは

Brand Indicators for Message Identificationはセキュリティ的に有効ですか?同じようなアイコンをセットされたらかえって、アイコンに安心して騙されたりしませんか?

結論から申し上げますと、BIMI(Brand Indicators for Message Identification)は「送信ドメイン認証の徹底」という観点では非常に有効ですが、ご指摘の通り「アイコンによる視覚的な安心感」がフィッシング詐欺に悪用されるリスクはゼロではありません。

「アイコンがあるから100%安全」と過信するのは危険ですが、仕組みを知るとその防御力の高さも見えてきます。

なぜBIMIはセキュリティ的に「有効」なのか?

BIMIは単に画像を表示する機能ではなく、裏側に厳しい認証ハードルを設けています。

  • DMARCの強制適用: BIMIを表示させるには、送信者がDMARC(送信ドメイン認証)を「拒否(quarantineまたはreject)」という厳しい設定にしている必要があります。これにより、第三者がそのドメインを偽装してメールを送ることが極めて困難になります。
  • VMC(認証マーク証明書): 大手企業がBIMIを利用する場合、ロゴの所有権を証明する「VMC」という証明書が必要です。これは認証局による厳格な審査を経て発行されるため、勝手に他社のロゴを公式として登録することはできません。

DMARCはまだnoneで、拒否してないんですよね。。。拒否した方がいいのだろうけどね。。。届くべきが届かなくなりそうだし、でもそういうメールだから拒否してもいいんだろうし。

ご指摘の通り「アイコンに騙される」リスクはある

おっしゃる通り、人間心理を突いた攻撃に対しては弱点があります。

  • 類似アイコンの登録: 本物の銀行ロゴにそっくりな、しかし微妙に異なるロゴを、攻撃者が自身の所有するドメイン(例:safe-bank.com)でBIMI登録した場合、ユーザーは「アイコンがあるから公式だ」と信じ込んでしまう可能性があります。
  • 視覚的な脆弱性: ユーザーの多くは、そのロゴが「認証されたもの(VMCあり)」か「単に設定されたもの(VMCなし)」かを区別して見ていません。

結局、どう向き合うべきか?

BIMIは「メールの信頼性を底上げするツール」であって、「万能の盾」ではありません。

項目BIMIのメリット限界とリスク
なりすましドメイン偽装は強力に防げる似たドメイン(タイポスクワッティング)には無力
視認性本物を見分ける一助になる偽の「安心感」を与えてしまう可能性がある
普及度公式メールの区別がつきやすくなる全ての企業が導入しているわけではない

結論

BIMIは「送信者が本人である証明」のハードルを格段に上げたという点で、セキュリティ上大きな進歩です。しかし、攻撃者も「認証された偽サイト」を作るプロですので、「アイコンがある=メール内のリンクを無条件に踏んで良い」とは考えない姿勢が重要です。

ということで、BIMIが導入されているのはいいことなんでしょうが、アイコンを強調しすぎない法がいいんだろうな、とは思いました。

そんなところで。

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