キャッシュレス用語集~けっこう、知らない言葉はあるものだ

経産省から、キャッシュレスの用語集が出ています。
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/cashless/image_pdf_movie/cashless_glossary_R1_06.pdf

なかなか聞いたことはあるけど、上手く説明できない言葉もいくつかあったので、そいつらをピックアップして掲載しておきます。

アクセプタンス・マーク(acceptance mark)/利用可能表示

お店で使えるキャッシュレス手段を表す、店頭にあるロゴマークのこと。

アクワイアラー(acquirer)

お店に対して、キャッシュレス手段の導入に向けた契約を行ったり管理したりする会社のこと。 その他、イシュアー(利用者と契約する決済会社)への購入代金請求、加盟店(お店)への代金支払いが主な業務である。

インターチェンジ・フィー(interchange fee)

クレジットカードでの決済があった際に、アクワイアラー(お店と契約する決済会社)がイシュアー(利用者 と契約する決済会社)に支払う手数料のこと。

アクワイアラーがお店(加盟店)から徴収した加盟店手数料で支払われるため、最終的に加盟店が負担してい ることになる。ビザやマスターカード、JCB 等の国際ブランドが定め、加盟店の業種によって手数料率が異なる。ビザにおいて は IRF と呼ぶ。

オーソリゼーション(authorization)

消費者がクレジットカードで支払う際に、お店が利用可否を確認すること。また、お店が専用の端末に通して消費者が使用するクレジットカードの利用可否についてクレジットカード会社に 確認する。オーソリゼーション(authorization)には「権限を与えること」「許可」の意味がある。

オフアス取引(off-us)

カードでの支払いにおいて、イシュアー(利用者と契約する決済会社)とアクワイアラー(お店と契約する決済会社)が異なる会社である場合の取引のこと。

決済代行業者がアクワイアラーとお店(加盟店)の間に入る場合もある。ノットオンアス取引、ノンオンアス 取引ともいう。

オンアス取引(on-us)

カードでの支払いにおいて、イシュアー(利用者と契約する決済会社)とアクワイアラー(お店と契約する決済会社)が同じ会社である場合の取引のこと。

クリアリング(clearing)

振込など銀行に支払い手続をした後に、各銀行が最終的に受け取る・あるいは支払う金額を集計すること。

銀行は毎日膨大な件数の振込の処理をする必要があるため、効率的に処理を行うために全銀システムでまとめて確認し集計などの作業を行う。その結果、最終的な処理をしてセトルメント(清算処理)がなされる。

決済代行業者

決済代行サービスを提供する会社のこと。

サインレス(signless)

クレジットカードで支払う時に、本人確認のサインを行わないこと。
スーパー、ショッピングセンター、コンビニ等、手軽な支払い処理が求められる場所で利用されることが多い。

資金移動業

100 万円相当以下のお金の送金や決済などを業務として営むこと。インターネットの普及により安価で便利な送金サービスのニーズが高まっていることから創設された。資金移 動業を行うには、資金決済法に基づき事前に内閣総理大臣の登録を受ける必要がある。

資金決済法

「資金決済に関する法律」の略称。

(1)商品券やプリペイドカードなどの前払式支払手段の制度整備、(2)金融機関以外の会社による資金移動業 の規定、(3)銀行間の資金決済の強化・免許制、(4)仮想通貨交換業等について定められている。

仕向

お金の振込において送る側の金融機関のこと。
反対に、受け取る側の金融機関を被仕向という。

シングル・アクワイアリング(single-acquiring)

加盟店(お店)との契約を 1 つのカード会社が代表して行うこと。関連用語としてマルチ・アクワイアリングがある。

セトルメント(settlement)

支払いや振込手続きなどをした後に、実際にお金が移動して支払いが完了すること。

電子決済等代行業

アプリによる個人間送金サービスや、家計簿アプリ、企業向け会計サービスなどを提供する会社のこと。
主に送金を事業目的としている「決済指図伝達事業者(けっさいさしずでんたつじぎょうしゃ)」と、口座管理を事業目的としている「口座情報利用事業者(こうざじょうほうりようじぎょうしゃ)」の 2 つに分けられる。

ドングル(dongle)

スマートフォンやタブレット端末に差し込むことができる、カード読み取り機のこと。
差し込んだスマートフォンやタブレットをレジとして使うことができる。Square(スクエア)というサービスが代表的である。

ハウスカード(house card)

発行する会社が経営するお店でのみ利用できる、国際ブランド(JCB、マスターカード、ビザなど)がついていないクレジットカードのこと。
主にスーパーマーケット・百貨店・ガソリンスタンドが発行することが多い。お店独自の特典やサービスなど が受けられるというメリットがある一方で、使える場所が特定のお店に限られる。

ライアビリティ・シフト/債務責任の移行(liability shift)

クレジットカードの不正利用が発覚した場合の被害に対する責任がイシュアー(利用者と契約する決済会社)
からアクワイアラー(お店と契約する決済会社)に移ること。
クレジットカードのセキュリティを高めるために、IC チップ型のクレジットカードの利用を促進することを 目的に変更されたルール。不正利用が発生した場合、以下のようになる。
・IC チップ型のクレジットカードを利用していなかった場合→イシュアーの責任
・IC チップ型のクレジットカードを読み込んで認証しなかった場合→アクワイアラーの責任

そんなところで