尽く書を信ずれば則ち書なきに如かず
尽く書を信ずれば則ち書なきに如かず
孟子
尽信書則不如無書
ことごとくしょをしんずれば すなわちしょなきにしかず
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書物に書かれていることを、
真偽の判断もせずすべてそのまま信じるならば、
なまじっか書物などない方が良いという意味。
孟子の言う「書」は『書経』のことで、儒家の、言わば聖典です。
その聖典ですらすべてが正しいと、盲信してはならないということですね。
心酔すればするほど、人でも書物でも、盲信してしまいがちです。
鵜呑みにするのではなく、自分なりにかみくだいて理解する必要があるでしょう。
とはいえ、書をよんだり、とりあえずGoogleで検索して見ることは必要でしょう。
調べたり読んだりもせずに、人に聞いたり、知らないまま実行しちゃうのだけは避けないといけない。
しっかり、読んで、調べて、
そしてその上で、自分なりに考えて答えを出す!
そうありたいものです。